石川県

石川県の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

石川 観光ガイド

石川県の観光・旅行 Info

日本海に面し、豊かな自然と歴史文化に恵まれた石川県は、北陸地方でも特に人気の高い観光地です。伝統工芸、美しい庭園、温泉地、そして新鮮な海の幸が楽しめる場所として、多くの旅行者を魅了しています。

金沢市:文化と歴史が息づく城下町

兼六園

日本三名園のひとつに数えられる「兼六園(けんろくえん)」は、加賀藩前田家によって築かれた回遊式庭園で、四季折々の風景が楽しめます。冬には雪吊りが施され、風情ある雪景色が広がります。

金沢城公園

兼六園のすぐ隣に位置する金沢城公園では、復元された櫓や門を見学することができ、往時の城下町の雰囲気が残されています。

ひがし茶屋街

江戸時代の面影を残すひがし茶屋街では、伝統的な町家が立ち並び、金箔や和菓子などの土産物店、カフェが軒を連ねます。夕暮れ時には灯りが灯り、風情ある散策が楽しめます。

加賀市:温泉と工芸の町

山代温泉・山中温泉・片山津温泉

加賀温泉郷は石川県を代表する温泉地で、特に山代温泉や山中温泉は美肌の湯としても知られています。情緒ある街並みと共に、温泉で心身ともに癒されるひとときを過ごせます。

九谷焼窯元めぐり

加賀市では、色鮮やかで精緻な絵付けが特徴の九谷焼の体験や見学ができる工房が点在しており、伝統工芸に触れる旅も楽しめます。

輪島市:能登半島の伝統文化

輪島朝市

1000年以上の歴史を誇る輪島朝市では、地元の新鮮な魚介類や特産品を購入でき、地元の人とのふれあいも楽しめます。

輪島塗会館

輪島市は日本を代表する漆器産地である輪島塗の本場。輪島塗会館では、その繊細な技術を間近で見ることができ、工芸品の購入も可能です。

能登半島:自然美とパワースポット

千里浜なぎさドライブウェイ

日本で唯一、車で走れる砂浜として知られる「千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ」は、爽快なドライブが楽しめる人気スポットです。海岸沿いを走る非日常体験が味わえます。

見附島(軍艦島)

珠洲市にある「見附島」は、軍艦のような形をした大岩で、恋人の聖地としても有名です。干潮時には島まで続く道が現れ、歩いて渡ることもできます。

能美市・白山市周辺:自然と信仰の地

白山比咩神社

白山市にある白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は、加賀国一宮であり、白山信仰の中心地です。自然に囲まれた神聖な雰囲気の中で、心静かに参拝できます。

いしかわ動物園

能美市にある「いしかわ動物園」は、子ども連れにも人気のスポットで、自然に近い形で動物たちが飼育されています。季節ごとのイベントも開催されており、一日中楽しめます。

石川県のグルメガイド

石川県は日本海の幸と加賀百万石の文化に彩られた食の宝庫です。歴史と伝統が息づく味わい深いローカルフードや、旅の記念にぴったりのお土産も豊富に揃っています。ここでは、石川県を旅するうえでぜひ味わっておきたい名物や、訪れたいレストラン、人気のお土産品についてご紹介します。

石川県の名産品・ローカルフード

のどぐろ

のどぐろ(アカムツ)は、脂がたっぷりとのった高級魚として知られています。塩焼きや刺身、炙り寿司など、さまざまな調理法でその旨味を楽しめます。

加賀野菜

加賀野菜は、金沢の伝統野菜として加賀藩時代から受け継がれてきた特産品で、「五郎島金時」「加賀れんこん」「源助だいこん」などが有名です。郷土料理や和食の料理店で味わうことができます。

治部煮(じぶに)

治部煮は、鴨肉や鶏肉に小麦粉をまぶしてとろみのある出汁で煮込む、金沢を代表する郷土料理です。わさびを添えて食べるのが特徴で、口当たりが優しく、旅の食事にぴったりです。

金沢カレー

金沢カレーは、ドロッとしたルーにキャベツの千切り、そしてトンカツをのせたスタイルが定番。ボリューム満点で、地元のソウルフードとして親しまれています。

魚介類・寿司

日本海の新鮮な魚介類を使用した寿司は、石川県ならではの魅力。特に冬の寒ブリ香箱ガニ(雌のズワイガニ)の時期には、多くの食通が訪れます。

人気のレストラン・飲食店

近江町市場(おうみちょういちば)

金沢の台所とも呼ばれる「近江町市場」では、鮮魚・果物・惣菜・スイーツなどが並び、食べ歩きや海鮮丼が楽しめます。「近江町食堂」や「山さん寿司本店」などが人気店です。

ゴーゴーカレー

金沢カレーの代名詞とも言える「ゴーゴーカレー」は、観光客にも地元の人にも人気。カツカレーに中濃ソースをかけた濃厚な味わいが特徴です。

料亭・郷土料理店

金沢には老舗の割烹や料亭も数多く、「つば甚」や「銭屋」などでは、加賀料理や懐石料理が楽しめます。美しい器や盛り付けも含めて、五感で楽しむ食体験ができます。

ひら井(近江町店)

「ひら井」は、ボリュームたっぷりの海鮮丼が人気の名店。特に「のどぐろ丼」や「海鮮ひら井丼」は観光客に評判です。

石川県のお土産

金箔製品

金沢箔の技術を生かした「金箔入り化粧品」や「金箔あぶらとり紙」「金箔アイス」などは、見た目にも豪華なお土産として人気です。

和菓子

加賀百万石の茶の湯文化に根付いた和菓子は種類も豊富。「森八」の長生殿、「中田屋」のきんつば、「越山甘清堂」の季節の生菓子などが特におすすめです。

九谷焼

色鮮やかな絵付けが魅力の九谷焼は、観賞用にも実用品にも最適な伝統工芸品です。手頃な小皿や湯呑もあり、贈り物にもぴったりです。

加賀友禅グッズ

加賀友禅の技法を使ったハンカチやポーチ、風呂敷なども女性に人気。上品で実用性の高いアイテムが揃います。

地酒・地ビール

「天狗舞」「菊姫」などの石川の地酒や、金沢発のクラフトビール「オリエンタルブルーイング」なども、お酒好きにはたまらないお土産です。

石川県の季節の祭り・イベント

石川県は、加賀百万石の伝統を受け継ぐ文化と、豊かな自然とともに育まれた多様な風習が残る地域です。一年を通してさまざまな祭りやイベントが催され、地域ごとの特色ある行事が多くの観光客を惹きつけています。

金沢市周辺の祭り・イベント

金沢百万石まつり(6月上旬)

金沢最大の祭りである「金沢百万石まつり」は、加賀藩祖・前田利家公の金沢入城を祝うイベントです。大名行列や加賀鳶の梯子登り、音楽隊パレードなど、華麗で壮観な歴史絵巻が市内を練り歩きます。

金沢ゆめ街道(8月中旬)

市中心部の広坂通りが歩行者天国となり、ダンスパフォーマンスや阿波踊り、YOSAKOI演舞などが披露される夏の祭典。市民の参加型イベントとして親しまれています。

金沢灯ろう流し・北國花火大会(7月)

浅野川で行われる灯ろう流しと、犀川で打ち上げられる北國花火大会は、幻想的な夏の風物詩。川面を流れる灯ろうと花火の光が金沢の夜を彩ります。

加賀市・小松市周辺の祭り

小松お旅まつり(5月中旬)

曳山子供歌舞伎で有名な「小松お旅まつり」は、石川県無形民俗文化財にも指定されており、精巧に作られた曳山の上で演じられる子供たちの歌舞伎が見どころです。

山代温泉源泉まつり(7月)

山代温泉の守護神「薬王院温泉寺」に感謝を捧げるこの祭りでは、温泉を使った神事や太鼓演奏、地元住民による神輿行列などが行われ、温泉街全体がにぎわいます。

片山津温泉灯篭流し花火大会(8月)

柴山潟の湖上を彩る幻想的な灯篭流しと連夜の花火。湖畔から眺める美しい光景は、夏の加賀温泉郷の風物詩として人気です。

能登半島の伝統的な祭り

能登キリコ祭り(7月〜9月)

能登地域最大級の伝統行事。高さ10m以上にもなる巨大な「キリコ(切籠)」と呼ばれる奉燈が町中を練り歩く勇壮な夏祭りです。特に「宇出津あばれ祭り」「飯田やんさんま祭り」などが有名です。

珠洲祭り(9月)

珠洲市の各町で行われるキリコ祭りの一環で、神輿とキリコのぶつかり合いなど迫力満点の場面が多く、地域ごとに異なる伝統が色濃く残ります。

輪島大祭(8月)

4つの神社で行われる輪島大祭は、御輿・神馬行列・海中神輿渡御など、多彩な神事が繰り広げられます。夜にはキリコに灯が灯され、幻想的な風景が広がります。

特徴的な文化・イベント

加賀友禅流し(冬季)

加賀友禅の反物を川に流して糊を落とす伝統行事で、金沢市内の浅野川沿いで冬季に行われます。色とりどりの反物が雪の白さに映える光景は、写真映えすることで知られています。

雪吊り作業(11月頃)

兼六園や市内の庭園で行われる雪吊りは、冬の重い雪から木の枝を守るための作業。その美しい景観は冬の風物詩として定着しており、観光客に人気の撮影スポットとなっています。

伝統工芸体験

九谷焼絵付け体験金箔貼り体験など、石川県ならではの伝統工芸に触れられるワークショップも充実。旅の思い出としてオリジナル作品を作ることができます。

石川県の気温・天候

石川県は日本海に面し、山と海に囲まれた自然豊かな地形を持つため、四季の変化が非常に明瞭です。気候はおおむね温暖湿潤ですが、冬には積雪も多く、年間を通じて変化に富んだ自然を楽しむことができます。ここでは、旅行の計画に役立つよう、季節ごとの気候の特徴を詳しくご紹介いたします。

春(3月〜5月)

気温と気候の特徴

3月はまだ寒さが残りますが、4月になると徐々に気温が上昇し、5月には日中20℃前後と過ごしやすくなります。

平均気温:3月:約7℃/4月:約13℃/5月:約18℃

特徴と観光のポイント

桜の見頃は4月上旬〜中旬。兼六園、金沢城公園、犀川沿いなどが人気の花見スポットです。春の金沢は日中は暖かくても朝晩は冷えるため、軽めの上着が必要です。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と気候の特徴

梅雨に入ると湿度が高まり、曇天や雨の日が多くなります。気温は20℃を超え、蒸し暑さを感じることもあります。

平均気温:6月:約21℃/7月上旬:約24℃

特徴と注意点

石川県は全国的に見ても年間降水量が多い地域で、梅雨時も例外ではありません。雨具(傘やレインコート)の準備をお忘れなく。石畳の多い金沢市内では滑りにくい靴が安心です。

夏(7月下旬〜9月上旬)

気温と気候の特徴

石川県の夏は全国的に比べるとやや涼しいものの、近年は猛暑日が増加傾向にあります。湿度も高く、体感温度は高めです。

平均気温:7月下旬:約27℃/8月:約29℃/9月上旬:約25℃

台風や大雨のリスク

日本海側であるため、本州南岸を通る台風の直接的な影響は少ないですが、間接的な大雨や突風に注意が必要です。特に8月〜9月には短時間での集中豪雨もあり得ます。

おすすめの服装と注意点

半袖+通気性の良い服装が基本ですが、熱中症対策として帽子・日傘・水分補給も忘れずに。屋内は冷房が効いているため、羽織れる薄手の上着があると安心です。

秋(9月中旬〜11月)

気温と気候の特徴

秋は涼しく爽やかな気候となり、紅葉や食のイベントが楽しめる絶好の観光シーズンです。10月下旬から冷え込み始めます。

平均気温:9月:約25℃/10月:約18℃/11月:約12℃

紅葉と秋の風物詩

兼六園、那谷寺、白山周辺などが人気の紅葉スポット。また、秋は松茸や加賀野菜、能登の海産物など、グルメも充実しています。

冬(12月〜2月)

気温と気候の特徴

石川県の冬は、日本海側特有の曇天と降雪が特徴です。特に金沢や能登では、積雪が数十cm〜1m前後になることもあります。

平均気温:12月:約6℃/1月:約3℃/2月:約4℃

雪・雷・風の特徴

冬は雷が非常に多いことでも知られ、雷を伴う「雷雪」が発生することもあります。また、「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉の通り、突然の雨や雪に備える傘や防水装備が欠かせません。

雪景色の魅力

兼六園の雪吊りや、金沢城の白銀に包まれた姿は、冬の石川県ならではの美しさ。一眼レフを持った観光客にも人気です。

石川県へのアクセス

石川県は北陸地方の中心に位置し、新幹線や高速道路、空港など各種交通手段が整備されているため、東京・大阪・名古屋などの主要都市からのアクセスが便利です。また、観光地間の移動もしやすく、効率よく観光を楽しめます。

主要都市から石川県へのアクセス

東京から石川県(金沢)まで

北陸新幹線(かがやき・はくたか)を利用すれば、東京駅から金沢駅まで最短約2時間30分で到着します。直通便が多く、乗り換え不要で快適です。

大阪・京都方面から

関西方面からは特急「サンダーバード」で、京都駅・大阪駅から金沢駅まで約2時間半〜3時間。福井や小松経由で入るルートもあります。

名古屋から

特急「しらさぎ」を利用すれば、名古屋駅から金沢駅まで約3時間。米原駅から北陸本線を経由するルートとなります。

飛行機でのアクセス

県内の空港として小松空港(小松市)があり、東京(羽田)、札幌、福岡、那覇などとの間に定期便があります。小松空港から金沢市内まではリムジンバスで約40〜50分です。

石川県内の交通・移動手段

鉄道による移動

JR西日本の北陸本線が県内を縦断し、金沢・加賀温泉・小松・七尾などの主要都市を結んでいます。また、のと鉄道は能登半島の穴水や和倉温泉方面へ向かう観光に便利です。

路線バス・周遊バス

金沢市内では、北鉄バスが市内各地を網羅しており、観光名所を結ぶ「城下まち金沢周遊バス」が便利です。1日フリー乗車券を使えば、兼六園・ひがし茶屋街・金沢21世紀美術館などを効率よく巡ることができます。

レンタカー・タクシー

能登半島や加賀温泉郷などを訪れる場合は、レンタカーの利用が便利です。観光施設や駅前でレンタカーを借りることができ、自由度の高い移動が可能になります。タクシーは金沢市内を中心に利用可能です。

自転車シェア

金沢市では、観光客向けのレンタサイクル「まちのり」が人気です。主要観光地に設置されたサイクルポートで貸出・返却ができ、渋滞を避けて快適に移動できます。

周辺地域へのアクセス

富山県・福井県へ

北陸新幹線JR北陸本線を利用すれば、石川県から富山県・福井県へのアクセスもスムーズです。金沢駅から富山駅へは新幹線で約20分、福井駅へは特急で約1時間程度です。

能登半島方面へ

金沢から能登方面へは、特急バス(能登特急)が運行しており、和倉温泉・輪島・珠洲などへ向かうことができます。また、のと里山海道を利用するドライブ観光も人気です。

注意点と便利な情報

冬期の交通事情

冬季は積雪や路面凍結の影響で、バス・鉄道・車の移動に支障が出ることもあります。冬タイヤ装備のレンタカーや、気象・交通情報の確認をおすすめします。

観光案内所の活用

金沢駅や小松空港などには観光案内所があり、バス路線図・地図・フリーパス券などを入手できます。不明な点があれば、現地で気軽に相談しましょう。

石川県の移動手段

石川県内は、鉄道・路線バス・周遊バス・レンタカー・自転車など、多様な交通手段が整備されており、目的地に応じて最適な方法を選ぶことができます。ここでは、観光者にとって便利な移動方法をエリア別にご紹介いたします。

金沢市内の移動手段

北陸鉄道バス(北鉄バス)

北鉄バスは、金沢市内の主要観光スポットを広くカバーしています。特に観光客向けには以下の路線が便利です。

これらのバスは1日フリー乗車券(大人600円、小人300円)で何度でも乗り降り可能で、兼六園・ひがし茶屋街・近江町市場・金沢21世紀美術館などを効率よく回れます。

金沢市内のレンタサイクル「まちのり」

市内各地に設置されたサイクルポートで自転車を借りたり返却したりできるシェアサイクルサービスです。30分以内なら何度でも無料で利用可能(基本料月額165円・一日券550円)なため、短距離移動に便利です。

タクシー

金沢駅や観光地周辺に常駐しており、小グループや荷物の多い方には便利です。タクシー配車アプリやホテルのフロントからも手配できます。

加賀温泉郷・小松市方面の移動

JR北陸本線

金沢駅から加賀温泉駅、小松駅へはJR北陸本線が便利です。特急「サンダーバード」や普通列車を利用できます。

加賀周遊バス「キャン・バス」

加賀温泉駅を起点に、山中温泉・山代温泉・片山津温泉・那谷寺などを巡る観光バス。1日フリー券(大人1,200円)を使えば、複数の観光地をお得に周遊できます。

レンタカーの利用

加賀温泉エリアは観光地間の距離があるため、レンタカーの利用が効率的です。加賀温泉駅・小松駅前などで貸出・返却が可能です。

能登エリアの移動手段

のと鉄道

七尾駅〜穴水駅間を結ぶローカル鉄道で、和倉温泉や能登の自然を感じながらゆったりとした旅が楽しめます。

特急バス(北鉄能登バス・北鉄奥能登バス)

金沢駅から和倉温泉・輪島・珠洲市方面への直通バスが運行しています。能登半島は鉄道網が限られているため、バスとレンタカーの併用がおすすめです。

能登レンタカー・レンタサイクル

輪島市や珠洲市では、地元密着型のレンタカーサービスも提供されています。また、観光案内所では電動アシスト付き自転車の貸出も行っており、自然豊かな海岸沿いをサイクリングするのも人気です。

観光に便利なフリーパス情報

金沢市内1日フリー乗車券

大人:600円/小人:300円
「城下まち金沢周遊バス」「北鉄バス市内線」のほとんどで利用可能。

加賀温泉郷キャン・バス 1日フリーパス

大人:1,200円/小人:600円
加賀温泉郷内の主要観光地を巡るのに便利。

能登フリーきっぷ(JR+のと鉄道)

七尾〜穴水間+特急券がセットになった割安切符。和倉温泉などの利用者におすすめです。

石川県の観光コース

石川県には、歴史と伝統が息づく城下町・金沢海と里山の自然が広がる能登半島、そして温泉と美食の街・加賀など、魅力ある観光地が多数あります。1日〜3日の旅行日程に合わせたモデルコースをご紹介します。

【1日コース】金沢市内満喫モデル

コース概要

石川県の中心都市・金沢で、歴史・芸術・グルメを気軽に堪能できるコースです。

午前:兼六園と金沢城公園

兼六園は日本三名園のひとつで、四季折々の風情が楽しめます。隣接する金沢城公園では歴史ある城郭を見学できます。

昼食:近江町市場で海鮮丼

「金沢の台所」と呼ばれる近江町市場では、新鮮な魚介を使った海鮮丼や寿司が人気です。

午後:ひがし茶屋街と21世紀美術館

風情ある町並みが残るひがし茶屋街金沢21世紀美術館

夕方:金沢駅周辺でお土産購入

鼓門がシンボルの金沢駅で、伝統工芸品や銘菓「金沢うら田」などを購入して旅の締めくくりに。

【2日コース】金沢+加賀温泉郷

1日目:金沢市内観光(前述のコース)

2日目:加賀温泉郷で癒しのひととき

朝:金沢から加賀温泉へ移動(JRで約30分)

金沢駅からJR北陸本線で加賀温泉駅へ向かい、バスやタクシーで各温泉地へアクセス可能です。

昼前:山代温泉または山中温泉を散策

歴史ある街並みが魅力の山代温泉や、渓谷美が見事な山中温泉・鶴仙渓で自然と文化を堪能しましょう。

昼食:加賀料理と郷土の味

治部煮・加賀野菜・かぶら寿司など、地元食材を使った加賀料理を味わえます。

午後〜夕方:温泉旅館で入浴・休憩

格式ある老舗旅館で温泉に浸かり、ゆったりとした非日常の時間をお過ごしください。

【3日コース】金沢+能登半島周遊

1日目:金沢市内観光

金沢観光を満喫し、夜は金沢市内で宿泊。

2日目:和倉温泉・能登島

朝:金沢駅から七尾・和倉温泉へ(JRで約1時間)

のと鉄道で七尾駅・和倉温泉駅までアクセス。温泉街の散策や、和倉温泉総湯などの日帰り入浴も人気です。

昼:能登島水族館へ

イルカ・アザラシ・ジンベエザメなどが見られる北陸最大級の水族館。家族連れにもおすすめです。

3日目:輪島・千枚田・白米千枚田

朝:和倉温泉から輪島へ(バスで約2時間)

輪島朝市では、新鮮な海産物や漆器、地元の特産品が並びます。

午後:白米千枚田・千里浜なぎさドライブウェイ

世界農業遺産に認定された白米千枚田や、車で砂浜を走行できる千里浜なぎさドライブウェイは、能登観光のハイライトです。

【周辺エリアとの周遊コース】

富山県との連携観光

金沢駅から富山駅まで北陸新幹線で約25分。富山市の富岩運河環水公園・ガラス美術館、高岡市の国宝・瑞龍寺なども訪問できます。

福井県との連携観光

加賀温泉駅から芦原温泉や東尋坊、永平寺などへもアクセス良好。恐竜博物館一乗谷朝倉氏遺跡も家族連れに人気です。

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