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金沢城公園

(かなざわじょう こうえん)

加賀百万石の歴史と自然の調和

金沢城公園は、日本を代表する近世城郭であり、石川県のシンボルとして知られています。加賀藩の居城であった金沢城の城址を活かして整備された公園であり、歴史的な建造物や豊かな自然が魅力です。

菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓などの復元された歴史的建造物や美しい石垣が園内を彩ります。また、公園内には多種多様な植物や野生動物が生息し、自然観察やリラックスした散策を楽しむこともできます。

美しい景観と内部の見どころ

金沢城公園のシンボルとなっている菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓は外観だけでなく、内部も見どころの一つです。昔ながらの製法を忠実に再現した建築物は迫力があり、歴史に思いを馳せることができます。

公園内の他のエリアは入園無料で広々と整備されており、のんびり散策を楽しむことができます。休憩所のカフェで庭園を眺めながらゆったりとお茶をするのもおすすめです。

また、玉泉院丸庭園では本格的な雰囲気を味わいながら抹茶とオリジナル生菓子を楽しむことができます。

豊かな見どころ - 文化と自然の共演

園内には再建された河北門やいもり堀、橋爪門などの新たな見どころがあります。また、石川門や三十間長屋、鶴丸倉庫などは国の重要文化財として指定されています。

公園内には多彩な石垣も点在し、そのバラエティに富んだ姿も楽しむことができます。また、かつて天守があった場所は現在は豊かな森になっており、さまざまな動植物を観察することもできます。

金沢城の歴史

かつては尾山御坊と呼ばれる加賀一向宗徒の拠点でしたが、1580年に織田信長の家臣・佐久間盛政によって修築されました。

その後、佐久間盛政が敗北すると、前田利家が入城し、高山右近の縄張りで大改築を行いました。以後、加賀百万石の牙城として前田家の居城となり、明治時代まで続きました。

天守閣は1602年に落雷で焼失し、再建されることはありませんでした。代わりに三階櫓が建てられました。当時の加賀藩と江戸幕府の緊張関係から、徳川家を懸念し、大名の力を象徴する天守の再建が難しかったためです。

城址全体が公園として整備されて、金沢城址は国の史跡に指定されています。平山城の特徴的な曲輪には本丸、二の丸、三の丸、新丸、北の丸、玉泉院丸がありました。

石川門は重要文化財に指定され、現在は公園の表門として市民に親しまれています。金沢城公園は、歴史と自然が調和した魅力的なスポットです。

Information

名称
金沢城公園
(かなざわじょう こうえん)
リンク
公式サイト
住所
石川県金沢市丸の内1-1
電話番号
076-234-3800
営業時間

3月~10月15日 7:00~18:00
10月16日~2月 8:00~17:00
※菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓 9:00~16:30

定休日

無休

料金

入園料 無料

入館料(菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門)
大人 320円
小人(6歳~18歳未満)100円
6歳未満・65歳以上 無料

玉泉庵
呈茶 抹茶 730円

駐車場

無(周辺の有料駐車場を利用)

アクセス

金沢駅 東口バスターミナルから城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバスで「兼六園下・金沢城」バス停から徒歩約5分

金沢駅 金沢ふらっとバス材木ルート「兼六園下」バス停から徒歩約5分

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