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ふくら印のたらのこ

(じるし)

大正時代から変わらぬ手作り

大正時代から変わらぬ風格のあるレトロなデザインの缶詰。缶を開けると、醤油で甘辛く煮た大きなタラコの輪切りが堂々と詰まっています。

厳選された大きな真だらの子を金沢大野の醤油で作った秘伝のタレで炊き上げています。醤油の風味が効いた甘みのある味付けは、ご飯やお酒にぴったりで、世代を超えて愛されてきました。一口食べると、どこか懐かしい味わいが広がります。白いご飯のお供になる逸品です。もちろんお酒もつまみにもおすすめです。

この缶詰は、アラスカ周辺で回遊する大きな天然真だらの魚卵を使用しています。魚卵が熟している2月から3月にかけての時期に、選りすぐられた魚卵を使用しています。硬すぎず、柔らかすぎず、適切な状態の原料を選ぶことが大切です。

製造が始まった大正12年以来、たらの子缶詰は日本一の製造量を誇っています北陸3県(石川・福井・富山)以外での販売はほとんど行われておらず、北陸地域でしか手に入らない地元の食材です。大正時代から変わらぬ手作りの味わい。一口食べるとタラコがぷちぷちと弾け、甘辛いタレの風味が広がります。そのおいしさに誘われて、白いご飯が欲しくなることでしょう。

「たらの子缶詰」は、1923年の発売以来、ご飯やお酒のお供として愛されてきたロングセラー商品です。主に石川、福井、富山の北陸3県でしか販売されていませんが、年間8万~10万個もの売上を誇っています。この商品は、金沢の郷土食の食品加工会社、株式会社シンヤが製造し、直営店「ふくら屋」で販売されています。

「たらの子缶詰」は、T2缶(大)とイージーオープンのSP缶(小)の2つのタイプがあります。どちらもレトロな絵柄が特徴です。製造工程では、タラコの輪切りや缶詰めは手作業で行われており、タレも一つずつ缶に丁寧に注がれます。

タレには金沢市大野で400年の歴史を持つしょうゆが使用され、砂糖や発酵調味料と絶妙に調合されています。タラコにしっかりとした味が染み込んでいますが、しつこくなく、後味はすっきりとしています。

「たらの子缶詰」のファンたちは、そのおいしさを存分に楽しむための食べ方を考案しています。例えば、アツアツのご飯の上にたらの子を載せ、タレをかけてよく混ぜて食べる方法や、丼のご飯の上にたらの子をばらし、好みのトッピングをのせてタレをかけるアレンジなどがあります。

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ふくら印のたらのこ
(じるし)
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