能登の豊かな自然と風土の中で育てられた牛(黒毛和種)のなかから、肉質等級がA3以上またはB3以上で、最終かつ最長飼養地が石川県である牛にのみにつけられる銘柄が”能登牛”だ。牛肉のやわらかさや香りの良さを決めるオレイン酸の含有量が多く、とろけるような食感ときめ細やかな肉質が特徴。能登の牛の歴史は、寛永3年に加賀藩主前田利常が、能登半島の製塩業に必要な役牛を繁殖したのが始まりといわれているが、現在の能登牛のルーツは明治時代に兵庫県の但馬地方から計画的に導入された種雄牛が元祖だということだ。
とろける食感と驚きの旨さが特徴です。世界農業遺産の能登地域が育んだ極上の和牛です。
きめ細やかな肉質、口に入れた瞬間にとろけるようなやわらかさ、上品な脂の旨み、そしてさっぱりとした後味。丹精込めて育てられた能登牛は、まさに“本物”の良さを感じさせてくれる食材です。
石川県内で飼育された黒毛和種の肉牛の中から、肉質や色などの基準に基づいて厳選された優れたものだけが「能登牛」として認定されます。この認定を受けた牛肉には証明書が発行され、販売時には能登牛シールが付与されるため、本物の品質を安心して確認しながら購入できます。