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ひがし茶屋街

(ちゃやがい)

和の風情が漂う、素敵な街並み

茶屋町創設時から明治初期に建築された伝統的な町家が多く残る歴史的な街並みです。美しい出格子(でごうし)と石畳の道が続き風情に溢れており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。保存地区内の約140の建物のうち、なんと約3分の2が伝統的建造物です。

茶屋街には和菓子や伝統工芸品、雑貨などを扱うお店が充実しており、風情ある街並みの中でショッピングを楽しむことができます。また、割烹や素敵な町家カフェなどもあり、金沢らしいグルメが楽しめます。

着物レンタルを利用して街歩きを楽しむこともできます。軒灯が照らす大人の雰囲気が漂い、古い街並みと和装の組み合わせは、まさに金沢ならではの魅力です。

歴史と風格が感じられる茶屋

江戸時代の建物が残るお茶屋「志摩」もあります。国指定の重要文化財であり、内部も見学することができます。茶室や楽器など当時の貴重な品々も見ることができ、歴史の舞台に思いを馳せることができます。お庭の春日燈灯や月見燈灯も風情があり、寒村庵ではお抹茶を味わうことができます。

金沢で一番大きいお茶屋建築の「懐華樓」は、現在も一見さんお断りで「一客一亭」のお座敷があげられていますが、昼は一般にも公開されており、金箔で織られた畳の茶室や輪島塗の階段、加賀友禅などを鑑賞できます。

江戸時代から続く茶屋の文化

石川県金沢市に広がるひがし茶屋街、にし茶屋街、主計町茶屋街は、金沢三大茶屋街と呼ばれ、歴史と風情が漂う魅力的な場所です。

金沢城下が栄える中、江戸時代には犀川と浅野川の周辺に多くの茶屋が立ち並び、賑やかな様子が広がっていました。今でも、その風情は茶屋街の中で息づいています。

茶屋街は、お茶を飲む場所やお茶の販売店ではありません。芸妓が洗練された芸術で客をもてなす大人の社交場です。

ひがし茶屋街には現在5軒のお茶屋が営業し、数多くの芸妓が活躍しています。

しかし、お店に関わりのない人は入ることができない「一見(いちげん)さんお断り」の伝統が守られており、特別な紹介がなければお茶屋の中には入ることはできません。

一方、江戸時代に建てられた茶屋の建物「志摩」と「懐華樓」は有料で見学することができ、金沢の茶屋文化に触れることができます。

茶屋街で織り成す雅やかな夜

ひがし茶屋街の中には元お茶屋を改装したの茶屋がありますが、気軽に入れるBARや居酒屋も点在しています。

一杯の飲み物を楽しんだ後は、ガス灯に照らし出された茶屋街を散策すると、ロマンチックな雰囲気に包まれます。少し優雅に、茶屋街の夜を楽しんでみませんか?金沢ならではの魅力を感じることができることでしょう。

ひがし茶屋街には江戸時代の建築が多く残り、その風格と雰囲気を感じることができます。また、着物をレンタルして町並みを歩くことで、タイムスリップしたかのような体験ができ、昔の情緒に浸ることができます。

Information

名称
ひがし茶屋街
(ちゃやがい)
リンク
公式サイト
住所
石川県金沢市東山1丁目
駐車場

有料

アクセス

金沢駅から城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「橋場町」バス停から徒歩約5分

金沢駅から金沢ふらっとバス材木ルート「浅野川大橋」バス停から徒歩約5分

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