白山(はくさん)は、日本三名山および日本三霊山の一つとして古くから都人たちのあこがれの山でした。
そして、白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は、全国に約3,000社もある白山神社の総本宮であり、加賀国の一宮として地元では「しらやまさん」と親しまれています。
神聖なる御祭神・白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)は、またの名を菊理媛神(くくりひめのかみ)といい、ご縁を結ぶ神として崇められています。
白山比咩神社は、石川県、福井県、岐阜県の県境に位置し、白山(標高2,702メートル)を神体山として崇める神社です。
社伝によれば、3世紀後半から4世紀前半に「まつりのにわ」という遥拝の場所が創建されたとされ、716年には社殿堂塔が建立されたと伝えられています。
表参道や境内には、樹齢1,000年以上の杉やあすなろがそびえ立ち、荘厳な雰囲気が漂います。苔に覆われた参道を歩くと、心が鎮まります。
また、宝物館には国宝の刀剣(銘吉光)を含む多くの文化財が保存されています。
優美な檜造りの拝殿が鎮座し、鳥居をくぐり神聖な境内へと誘います。冬には雪に覆われた拝殿も美しく輝きます。
白山比咩神社は、神聖な木々に守られた縁結びのスポットとして、訪れる人々を魅了しています。
宝物館
9:00~16:00
(11月 9:30~15:30)
宝物館
大人 300円
高校生以下 無料
JR金沢駅東口「北鉄バス有松方面行き」乗車 (約16分)→バス停「野町」下車→北陸鉄道石川線「野町駅」乗車(約33分)→終点「鶴来駅」→加賀白山バス「瀬女行き」乗車(約5分)→バス停「一の宮」下車→表参道まで徒歩約5分
北陸本線JR金沢駅から普通列車でJR西金沢駅へ(約5分)→「新西金沢駅」まで徒歩5分→ 北陸鉄道石川線「新西金沢駅」乗車(約29分)→終点「鶴来駅」→加賀白山バス「瀬女行き」乗車(約5分)→バス停「一の宮」下車→表参道まで徒歩約5分