中国の炒めそば“チャーメン”からヒントを得て、60年前に生まれたといわれる“小松名物 塩焼きそば”。小松市にある製麺所「中石食品」と共同開発した太麺と、シャキシャキ歯応えがたまらないもやしや、ねぎ、にんじんといった地元産の野菜を加えて作られ、香ばしい香りと塩ならではの素材の旨味がいきた味わいがたまらない。
塩焼きそばは、60年前に一軒の中華料理店から始まりました。店主は、小松にはない美味しい料理を求めて、中国全土や日本各地を旅して回ったそうです。
その旅の中で出会った「チャーメン」という中国の炒めそばに感銘を受けました。彼はこの料理の秘密を学びたくて、給料をもらわずに作り方を教えてほしいと頼み、丁稚奉公の修行をすることになりました。
その後、チャーメンを基にしてさらなる美味しさを探求し、『塩焼きそば』が誕生しました。今では、この塩焼きそばは小松の名物として広く親しまれています。
小松名物の塩焼きそばの旨さの秘密
麺:60年前に小松の製麺所『中石食品』と共同開発で誕生した太麺。生麺またはゆで麺を使用しています。
もやし:シャキシャキした新鮮なもやしは、小松のもやし専門業者『有山食品』から供給されています。麺との相性が抜群です。
ネギ:塩焼きそばのアクセントとして重要なネギは、地元産のものを使用しています。
塩:名前の通り、塩焼きそばの味付けは塩だけです。絶妙な塩加減が60年の歴史から生まれた特長です。
醤油:小松の醤油蔵である越田醤油醸造所から供給される『マルコ醤油』が使用されており、香ばしい香りづけに欠かせません。
人参:彩りを添えるために使用される人参は、地元産のものを選んでいます。その美味しそうな赤みが食欲をそそります。
これらの要素が絶妙に組み合わさり、小松名物の塩焼きそばの旨さが生まれています。