石川県 » 加賀・白山

かもり(冬瓜)

(とうがん)

石川県小松市の伝統の幸福野菜

“かもり”とは丸いリンゴ型の“瓜(うり)”で、50センチほどにもある大きな野菜で、冬瓜の一種です。皮の表面に白い粉を吹いたような模様があることから「粉をふく」→「こうふく」と、幸福の野菜ともいわれている。食べ方は、冬瓜(とうがん)と同様にスープや煮込み料理に使われることが多く、やわらかな上品な味わいが楽しめるという。

冬瓜は東南アジアが原産で、10キロを超える大きなものもあります。いくつかの種類があり、「琉球冬瓜」、「大丸冬瓜」、「小冬瓜」などがあります。名前から冬の野菜かと思いがちですが、実は夏が旬です。7月から9月に収穫されますが、冬まで保存可能であるため、「冬瓜」と呼ばれています。

小松市内でも現在は、限られた農家が主に自家消費用として栽培しているにとどまっているが、近年は、かもりを小松市の特産品として盛り上げようという動きもあり、様々な商品開発も行われているようだ。

旬     7月 8月 

Information

名称
かもり(冬瓜)
(とうがん)

加賀・白山

石川県