創業1737年、石川県白山市にある株式会社圓八が製造販売する名物和菓子が、あんころ餅である。竹の皮で包まれたなんとも素朴なあんころ餅は、霊峰白山の伏流水、白山ろく鳥越産のもち米、厳選された十勝産の小豆と砂糖だけで作られている。本物の竹の皮で作られた包みを開けると、「四角いあんころ」が姿をあらわすが、これはそもそも丸い九つのあんころ餅を、竹の皮で包み、竹の紐でしばることで、丸いあんころ餅が四角くひとつにまとまってしまうためである。創業以来280年以上変わらない「懐かしい味」。
圓八の歴史は古く、創業は元文2年(1737年)
北海道産の小豆、白山ろくで栽培されたもち米と砂糖だけで作られている「あんころ餅」。本物の竹皮に包まれたパッケージは素朴な雰囲気。あんは作るのに三日かかります。素材にこだわったあんことお餅の柔らかさが絶妙。白山から流れ出る伏流水を使用していることもおいしさの秘訣です。ほんのり餅に移った竹皮の香りがアクセントになっています。