奥能登で栽培される原木しいたけは、能登の気候風土にぴったり適応し、大きなサイズで成長します。その中でも、傘の大きさが8cm以上、肉厚が3cm以上、巻き込みが1cm以上の基準をクリアした最高級品が『のとてまり』として名付けられています。この品種は愛称として『山のアワビ』とも呼ばれています。
原木栽培のしいたけは、クヌギやコナラなどの広葉樹の原木を使用して栽培されます。最近では、おが粉に栄養を加えた培地での菌床栽培に切り替える生産者も増えており、原木しいたけはますます貴重な存在となっています。原木の中に栄養がたっぷりと詰まり、肉厚な食感、噛むたびに感じる香りと風味が魅力です。
形は手鞠のよう「山のアワビ」
旨味、香り、歯切れの良い食感、三拍子そろった自然育ちの肉厚しいたけ「のとてまり」は、一つひとつ袋がけを行い、手間暇かけて栽培した最高級の大型の椎茸です。
主な産地:穴水町、輪島市、能登町、珠洲市
旬の季節:12月下旬~3月下旬