石川県には兼六園、和倉温泉、白山などの観光スポット、人形供養、山王祭、悪魔祓いなどの観光イベント、きんつば、治部煮、金沢カレーなどのご当地グルメがあります。
石川県は中央部分を本州に、北部は日本海に接して南北に細長い形をした北陸の県です。県の北部は能登半島として日本海に突き出たようになっており、そのため長い海岸線を持っています。石川県は県北部と南部で地形が大きく異なり、火山岩や堆積岩によってできた山が広がる能登半島は海岸線に海食崖などが見られます。
一方南部は2,702mの標高がある白山をはじめとする両白山地と沖積平野が広がっています。このように石川県は、地域によって異なった景色を楽しむことができる県なのです。
前田家が治めた加賀藩であった石川県は、加賀百万石といわれた加賀藩の栄華を感じることができるところです。国指定の特別名勝になっている兼六園は、園内を回遊して楽しむ形式の回遊林泉式庭園となっており日本の三名園といわれています。
ひがし茶屋街や主計町、にし茶屋街など古い町並みが残っている観光スポットも多く、そこを歩けば昔の風情に思いをはせることができます。
防御陣地として利用することを目的に作られた山の寺瞑想の道には各宗派寺院が配置されており神社仏閣に興味がある人には散策が楽しい道になっています。
霊峰白山の麓にある白峰温泉や奇岩怪石を楽しむことができる鶴仙渓や、采石巌などがある山中温泉、能登半島の中央にあって日本海を一望することができる志賀の郷温泉など、自然の景色と温泉の両方を楽しむことができる観光スポットが石川県には点在しており、リラックスした時間を過ごすことができます。
石川県は食についても、楽しみが多い県です。青カブにブリを挟み米麹で発酵するかぶら寿しやころ柿、フグの卵巣を糠漬けするフグの糠漬けなどは石川県の特産品です。また、治部煮や鯛の唐蒸し、ごり料理など、城下町とした発展した金沢の伝統料理の楽しみたいものです。
茶の湯の文化によって和菓子を発展させてきた金沢市は、京都や松江などと同様に和菓子の産地として知られており、伝統的な職人が生み出す繊細な和菓子を見ることができます。
誰もが立ち寄れる公園のような美術館です。現代アートを身近に感じ、さまざまな出会いの場を提供することをコンセプトにしています。 「現代アート」と聞くと難解なイメージを持つ人もいますが、ここではレアンドロ・エルリッヒの《スイミング・プール》(通称: レアンドロのプール)をはじめ、実際に作品を見て、触れて、感じることができる展示物も多数あります。まるで公園に遊びに来たかのような気軽さで楽しむことができます。 鑑賞スタイルは自由。一時立ち寄って作品を楽しむことも、じっくりと鑑賞することも可能です。個々の感性やスタイルに合わせて作品を受け入れてくれる美術館です。...»
千里浜なぎさドライブウェイは、世界でも数少ない砂浜を車で走ることができる天然のドライブウェイの一つです。このドライブウェイは、石川県羽咋郡宝達志水町今浜から羽咋市千里浜町に至る約8キロメートルの砂浜で、バスやバイク、自転車でも走行可能です。 砂の秘密 千里浜なぎさドライブウェイが車で走行可能な理由は、砂の粒の大きさにあります。砂粒一粒が約0.2ミリメートルと非常にきめ細かく、この細かい砂が海水を含むことで固く締まり、車が沈むことなく走行できるのです。 魅力的な体験 青空の下、映画のワンシーンのような光景が広がり、波打ち際をドライブする爽快感を味わうことができます。日本で唯一、一般の自動...»
兼六園は日本三名園のひとつとして知られる美しい庭園です。広大な敷地には築山、池、茶屋などが点在し、さまざまな景観を堪能できます。 四季折々の自然美が庭園を彩り、特に冬の雪吊りは金沢の風物詩として有名です。庭園は夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気が広がります。...»
茶屋町創設時から明治初期に建築された伝統的な町家が多く残る歴史的な街並みです。美しい出格子(でごうし)と石畳の道が続き風情に溢れており、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。保存地区内の約140の建物のうち、なんと約3分の2が伝統的建造物です。 茶屋街には和菓子や伝統工芸品、雑貨などを扱うお店が充実しており、風情ある街並みの中でショッピングを楽しむことができます。また、割烹や素敵な町家カフェなどもあり、金沢らしいグルメが楽しめます。 着物レンタルを利用して街歩きを楽しむこともできます。軒灯が照らす大人の雰囲気が漂い、古い街並みと和装の組み合わせは、まさに金沢ならではの魅力です。...»
白山は、日本三霊山の一つであり、花の山としても知られています。その麓には美しいお花畑が広がり、登山客を魅了します。まさに「花の山」と呼ぶにふさわしい景色が広がっています。 さらに、夕日に照らされる雲海や頂上から拝むご来光、白山比咩神社の奥宮での参拝など、神秘的な体験もできます。 登山道は整備されており、初心者やファミリーでも気軽に登ることができます。一泊して満点の星空を楽しみ、山頂近くの神秘の7つの湖、雪渓のお池巡りもおすすめです。 また、登山しない方には「白山白川郷ホワイトロード」で絶景ドライブも楽しめます。車で走り抜けながら、渓谷美、ふくべの大滝や温泉、展望台に立ち寄り、北陸ならでは...»
日蓮宗の寺院である妙立寺は、通称「忍者寺」として知られています。実際には忍者が関与していたわけではなく、その独特な建築構造と敵を欺くための秘密の仕掛けからです。 妙立寺は戦国時代の1583年に前田利家が金沢城に入城した際に、中道精神を基にした政治理念の祈願所として建立。その後、1643年に加賀藩の第三代藩主の前田利常によって妙立寺として移築建立されました。当時、徳川幕府と緊張状態にあった加賀藩は、妙立寺を出城・砦として利用することを想定していたと言われています。 まるで迷路のような内部で、外観は2階建てのように見えますが、実際には4階建て7層構造になっています。戦国時代のロマンと、加賀藩の...»
加賀百万石の城下町だった金沢の長町は加賀藩時代、武士たち住んでいたエリアで、武家屋敷が軒を連ねています。石畳や土塀など、昔の面影が今も色濃く残っており、その中でも一般公開されているのが野村家の武家屋敷跡です。 野村家の屋敷では格式のある建物と風情ある庭園が見事に調和しています。特に「上段の間」に描かれた襖絵や野村家に伝わる刀剣や甲冑などは必見です。 この武家屋敷跡は、2009年に発行された外国人観光客向けガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星として紹介され、また2003年の米国庭園専門誌の日本庭園ランキングでも3位に選ばれ、海外からの観光客も多く訪れます。...»
静かな長町界隈は、加賀百万石の城下町だった金沢の中級武士たち住んでいたエリアで、武家屋敷が軒を連ねています。 土塀や石畳の小路、武家窓がある長屋門、丁字路、袋小路など昔ながらの城下町の風景が今も色濃く残っています。雪から土塀を守る「こも掛け」や大野庄用水も金沢の冬の風物詩として知られています。 武家屋敷の公開や展示資料館などもあり、歴史や伝統を感じながら散策できます。繁華街とのアクセスも良く、飲食店やお土産店も充実しています。長町武家屋敷跡界隈は、タイムスリップしたような風情漂う魅力的なエリアです。...»
加賀温泉郷の一角に位置し、古くから歴史ある温泉地です。山に囲まれた温泉街では、自然豊かな山や谷、川など、山間部の田舎の情緒も味わえます。街は大聖寺川の渓谷沿いなどに旅館が立ち並んでいます。...»
熱狂と幻想的なキリコ祭りの雰囲気が再現され、いつでも祭り気分が味わえる場所です。 能登のキリコ祭りで使われる大きなキリコを展示し、その迫力に圧倒されます。 伝統と美意識が融合したキリコは、能登の象徴として魅力を放っています。...»
金沢城公園は、日本を代表する近世城郭であり、石川県のシンボルとして知られています。加賀藩の居城であった金沢城の城址を活かして整備された公園であり、歴史的な建造物や豊かな自然が魅力です。 菱櫓、五十間長屋、橋爪門続櫓などの復元された歴史的建造物や美しい石垣が園内を彩ります。また、公園内には多種多様な植物や野生動物が生息し、自然観察やリラックスした散策を楽しむこともできます。...»
白山開山の祖 高僧・泰澄大師が開湯したと伝えられる、北陸最古の温泉地・粟津温泉。開湯から1300年の歴史を誇ります。 粟津温泉の江戸時代から伝わる「おっしょべ恋物語」は、若い男女の大恋愛を描いた物語です。そのため、多くの恋人たちがこの地を訪れています。...»
迫力満点!ティラノサウルスから始まる恐竜の世界へタイムスリップ。 全長28メートルの竜脚類ディプロドクスの全身骨格標本や、ティラノサウルスのリアルなロボット、恐竜時代のジオラマ、マルチシアターなど、楽しい展示物がたくさん。 化石の宝庫 地元白山市には約1億万年前の白亜紀の代表的な地層である「手取川流域の珪化木産地」があり、国指定の天然記念物になっています。 ここで見つかった竜化石や植物化石、イギリス産のイグアノドン類の実物化石など、貴重な化石の展示物が楽しめます。 化石発見広場での化石探し 実際に化石探しを体験できます。大人も子どもも夢中になれる体験です。見つけた化石を持ち帰ること...»
山中温泉には、自然、歴史、文化が調和した心安らぐ町並みが広がっています。 特に中心部に位置する「ゆげ街道」は、山中漆器や九谷焼を中心にしたギャラリー店やカフェ、食事処が数多く軒を連ねており、個性豊かで魅力的なお店が多いです。 温泉の祖である長谷部神社から総湯「菊の湯」付近までの約600メートルの目抜き通りで、街道には電柱がなく、幅広い歩道が整備されているため、のんびりと温泉街の情緒を感じながら散策することができます。 特に注目されているのが、「ギャラリー散歩の会」の店舗や施設です。 様々なジャンルの店が集まり、古美術や九谷焼、山中漆器から現代工芸まで幅広いアイテムが展示されています。 ...»
天平風の優雅な造りが特徴の共同浴場です。温泉の発見以来、湯ざやが造られた場所に建ち、男湯と女湯が別棟で隣接しています。 おとこ湯は重厚な天平風の建物で、腰まである深い浴槽が魅力。一方、おんな湯は華麗で優雅な曲線美をなす造りで、浴槽には浅い所と深い所があります。 共同浴場の壁には九谷焼タイルで模写された「山中温泉縁起絵巻」の一部が飾られ、華やかな雰囲気が漂います。 また、おんな湯には山中節の館「山中座」が隣接しており、山中温泉の文化に触れることもできます。 芭蕉も讃えた源泉と歴史 有名な俳句の詩人である松尾芭蕉が旅の途中で訪れた際に、その温泉の湯を称賛し、「山中や 菊は手折らじ 湯の匂...»
加賀の月うさぎ伝説をテーマにした「月うさぎの里」は、まるでピーターラビットの世界に迷い込んだかのような癒しの空間です。 広場では約10種類、50匹以上のかわいいうさぎが放し飼いされており、その愛らしい姿に心が癒されます。抱っこタイムはモフモフのうさぎたちと触れ合うことができます(有料)。 また、館内には彫刻家・籔内佐斗司の作品が点在し、美しい芸術と自然が融合した空間を楽しむことができます。 雑貨屋さんではうさぎグッズがたくさん販売されており、カフェや食事処で特産品を味わうこともできます。また、香木調合香り袋作りやおまんじゅう作り、焼きたてパイ作りなどの体験も楽しめます。 心安らぐ休日を...»
周囲400メートル、高さ28メートルの白亜の島で、大きな岩がそびえ立ち、まるで軍艦がこちらに向かってくるかのような迫力を感じる「見附島」。 能登のシンボルとして知られるこの島は、空海(弘法大師)が布教のために渡った際に見つけたと言われ、見附島の名前も「見つけた」という意味からきています。 軍艦のような特徴的な形状から「軍艦島」や「見月島」とも呼ばれ、親しまれています。 干潮の時間帯には踏み石が現れ、島まで歩いて行くことができ、そのスリリングな体験は忘れられないものです。 島内には見附神社があり、美しい自然が広がっています。 浜辺には縁結びの鐘があり、恋人の聖地「えんむすびーち」として...»
白山(はくさん)は、日本三名山および日本三霊山の一つとして古くから都人たちのあこがれの山でした。 そして、白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は、全国に約3,000社もある白山神社の総本宮であり、加賀国の一宮として地元では「しらやまさん」と親しまれています。 神聖なる御祭神・白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)は、またの名を菊理媛神(くくりひめのかみ)といい、ご縁を結ぶ神として崇められています。 白山比咩神社は、石川県、福井県、岐阜県の県境に位置し、白山(標高2,702メートル)を神体山として崇める神社です。 社伝によれば、3世紀後半から4世紀前半に「まつりのにわ」という遥拝の場所が...»
約180の店が狭い小路にずらりと並び、新鮮な海の幸や地元産の野菜、果物が豊富に揃っています。ノドグロや地元でとれた甘えびなど魚介が手に入ります。 特に評判の海鮮丼はネタの大きさと美味しさで知られています。地元の食材を使ったご当地グルメを楽しみながら、お店の人との会話も楽しめるのが魅力です。焼き網で焼いた新鮮な食材や近江町コロッケなど、食べ歩きもできます。...»
小松空港の北側にある航空をテーマにした博物館です。ここでは小型機からジェット戦闘機まで、17機の実機展示があります。 航空機の歴史や仕組み、飛行の原理を模型や映像、、パネル、風洞装置などを使って分かりやすく解説しています。 大人も子供も楽しめる航空体験 実物のYS-11型シミュレーターや6種類の簡易フライトシミュレーターで操縦の感覚を味わえます。 本物の航空機の展示 屋外に海上自衛隊で使用された、対潜性能を備えた大型ヘリコプター「HSS-2B」、練習機「KM-2」が展示されています。 屋内には、ジェット戦闘機やヘリコプターなどが展示されています。 航空自衛隊が使用した超音速ジェッ...»
金沢・にし茶屋街にある忍者武器ミュージアムでは、手裏剣や鎖武器、甲冑の他、50種類、約160点の貴重な忍者武器が一堂に集結しています。 その独特なデザインと機能に興味津々!「手裏剣体験」コーナーでは、忍者の技を体験することができます。 また、お土産ショップでは模造刀やオリジナルグッズ、金沢ならではの名菓や焼き物など、魅力的な品々が取り揃えられています。 忍者ファン必見、忍者文化に触れながら楽しい時間を過ごせるスポットです。...»
加賀百万石の文化が色濃く残る金沢は、京都、松江と並び「日本三大菓子処」のひとつとされています。茶の湯文化の発展とともに、干し菓子や上生菓子を主にした数々の銘菓が生まれてきました。 これらの和菓子は、季節の節目や祝辞に用いられ、正月には“福梅”(剣梅鉢を模った紅白の最中)、桃の節句には“金平糖”などが食べられていました。この風習は現代でも続いている地域があり、庶民の生活に深く和菓子が根付いていることがわかります。 市内では、和菓子文化を満喫できるお茶会や職人との和菓子作りなど、体験イベントも行われています。これにより、訪れる人々は金沢の伝統と風味を堪能することができます。...»
能登丼は、石川県の奥能登地区の2市2町(珠洲市、輪島市、能登町、穴水町)の店舗で提供されるオリジナルどんぶりです。能登産にこだわり、能登の米を能登の清水で炊き、能登産の新鮮な素材を贅沢に盛り付けています。 例えば、「能登牛」のヒレステーキをのせた「能登牛ステーキ丼」、港から直送の魚介を使った「能登朝市丼」、輪島で獲れる天然フグを使った「輪島ふぐ丼」など、多彩な丼が楽しめます。その上、器と箸までもが能登産というこだわりがあります。 使った箸は持ち帰ることができるので、旅行の思い出の品にもぴったりです。各お店ごとに独自の工夫やこだわりがあり、味のバリエーションも豊かです。たくさんの種類の能登丼...»
カラメルなどを入れて、黒っぽく、どろっとした濃厚なルーは「金沢カレー」ならでは。甘みある濃厚な味わいで、地元のみならず全国的な人気を誇る。ステンレスの皿に盛られ、フォークか先割れスプーンで食すのが金沢スタイル。さらに、付け合せは必ずキャベツの千切り、ルーはご飯が見えなくなるぐらいたっぷりと…、など独自の特徴を持つ。市内の飲食店で味わえるのはもちろん、通販でレトルトが売られるなど、県外でも楽しめるようになった。...»
石川県名物のハントンライスとは、具の入っていないケチャップライスの上に、白身魚のフライを乗せてタルタルソースをかけた独特な料理です。「ハントン風ライス」とも呼ばれます。名前からは中国料理のような印象を受けますが、実は金沢生まれの日本の洋食です。 1970年頃に金沢市内のレストランで考案され、従業員向けの手早い賄い料理として始まりました。名前の由来は、ハンガリー語の「ハン」(パン)とフランス語の「トン」(マグロ)を掛け合わせたものです。ボリューム満点で学生にも大人気の一品です。 ハントンライスはバターライスにケチャップを混ぜて風味付けし、薄焼き卵で包んでオムライス風に仕上げます。その上に白身...»
治部(じぶ)とは石川県金沢市の伝統料理で、鴨肉を使用した郷土料理です。加賀地方では鴨肉は古くから高級食材として親しまれ、幕府に献上されるなどの歴史があります。 治部煮は醤油、砂糖、酒などを使った出汁で鴨肉、根菜、豆腐、加賀特産のすだれ麩と一緒に煮込んだ椀物。じぶ椀に盛り付けられ、薬味としてワサビを添えます。天盛りにされた風味豊かな本わさびをダシ汁で溶くと、さわやかな辛みがやわらかな鴨肉と調和します。 鴨鍋との特徴的な違いは鴨肉に小麦粉をまぶすことで、大きめのそぎ切りにした鴨肉に小麦粉をまぶし、肉の旨みを閉じ込め、つるりとした滑らかな食感に仕上げます。一口噛むとコクのある鴨のエキスが口の中に...»
子供からお年寄りまでみんなに愛されている洋食の王様「オムライス」は、大正時代にフランス料理人の北橋茂男氏によって誕生しました。北橋氏の生まれ故郷が石川県宝達志水町であることから、町おこしの一環として「宝達志水オムライス」が開発されました。 宝達志水町内の飲食店では、様々な形のオムライスが提供されています。例えば、うどんをベースにした「オムうどん」、焼肉屋の「石焼ビビンバオムライス」、お寿司屋の卵で包んだ「おむまき」など、多彩なバリエーションが楽しめます。...»
古くは加賀藩の名物として贈答品に用いられ、俳人、塵生が松尾芭蕉に贈り称賛を受けたといわれる“小松うどん”。石川県小松市に300年以上に渡って根付いたご当地グルメだ。霊峰白山の伏流水を使って練られた麺と、色の薄い透明感のあるだしは、お互いを引き立てあう抜群の相性の良さが感じられる上品な味わいが楽しめる。現在では小松市内の70店舗以上のお店で提供されている。...»
かぶら寿しは、石川県を代表する伝統的な発酵食品です。塩漬けしたブリを同じく塩漬けしたかぶで挟み、麹(甘酒)に漬けた従来の酢飯を使うすしとは異なる、漬物に近い「なれ寿司」の一種です。 金沢では古くから冬の保存食として親しまれ、各家庭ごとに様々な味があります。ブリの代わりにサバを使うこともあります。 「金沢市史」(風俗編)には、宝暦七年(1757年)の頃の年賀の客をもてなす料理として「なまこ、このわた、かぶら鮓(すし)」と記されています。このように古くから正月の定番料理として金沢や富山の冬の食卓に欠かせない料理です。 かぶら寿しの起源については諸説ありますが、少なくとも江戸時代には食べられて...»
珍味として人気が高いカニの外子や内子をたっぷりと使ったご当地どんぶり。外子や内子はメスからしかとれない上に、漁が許されている期間が1ヶ月程度しかないため、新鮮なものは珍味として非常に人気が高い食材だ。その贅沢な味わいを存分に味わえる“香箱ガニ丼”をぜひ食べてみてほしい。 香箱ガニ 冬の金沢の味覚を代表するもので、メスのズワイガニです。”香箱ガニ”とは、北陸地方でとれるメスのズワイガニのこと。オスと比べて身が小さくて細いため食べるところは少ないが、強い甘みと濃厚な味わいが楽しめる上に、茶色の外子(そとこ)と呼ばれる腹に抱えた卵や、オレンジ色の内子(うちこ)と呼ばれる甲羅の内側にある未成熟卵...»
名物“加納ガニ”でも知られる石川県のご当地グルメで、現在より数十年前に老舗の料亭で「冬の季節に何か変わったメニューができないか?」という要望から開発されたといわれるのが“かに甲羅揚げ”。今では小松市内の料亭や料理店で楽しむことができる名物となっています。 具を甲羅に詰めてそのまま揚げるという豪快な料理で、からっと揚げた甲羅の香ばしさと、具のジューシーさが味わえる珍味だ。 現在、小松市内の店舗で、かにの身だけのシンプルな具から、たまごを使ってふわっと仕上げたもの、グラタン風にアレンジしたもの、“香箱ガニ(メスのズワイガニ)”の内子や外子を贅沢に練りこんだものなど、様々な味わいが楽しめる。 か...»
中国の炒めそば“チャーメン”からヒントを得て、60年前に生まれたといわれる“小松名物 塩焼きそば”。小松市にある製麺所「中石食品」と共同開発した太麺と、シャキシャキ歯応えがたまらないもやしや、ねぎ、にんじんといった地元産の野菜を加えて作られ、香ばしい香りと塩ならではの素材の旨味がいきた味わいがたまらない。 塩焼きそばは、60年前に一軒の中華料理店から始まりました。店主は、小松にはない美味しい料理を求めて、中国全土や日本各地を旅して回ったそうです。 その旅の中で出会った「チャーメン」という中国の炒めそばに感銘を受けました。彼はこの料理の秘密を学びたくて、給料をもらわずに作り方を教えてほしいと...»
鶴来のおいしいお米、水、醤油を地域おこしに活かそうと、鶴来商工会青年部が中心となって開発したのが”つるぎTKGY”。名前の由来は「T…たまご、K…かけ、G…ごはん、Y…やき」から名付けられた。その由来の通り、卵かけご飯を焼きおにぎり風に香ばしく焼き上げた新ご当地グルメだ。 つるぎTKGYを提供するにあたっては、以下の三か条を守る必要がある。 ・つるぎTKGY三ヶ条一、石川県産米を白山伏流水で研ぎ炊くべし一、鶴来の醸造品(醤油・味噌・酒・酢)を使い調理すべし一、T…鶴来 K…から G…元気と Y…勇気を! 現在市内にある9店舗で提供されていて、各店舗で天津飯風、オムレツ風、ピザ風、お好み焼...»
唐蒸鯛の由来は長崎から加賀藩に伝えられた南蛮料理。地元で獲れた大鯛のお腹の部分に「卯の花」を詰めて盛り付けたもの。卯の花は、おからを主食材とし、刻んだレンコン・ニンジン・ゴボウ・ギンナン・キクラゲ・麻の実などと一緒に油でいためてだし汁・酒・砂糖・しょうゆなどで味つけしたもの。これだけでも一品になる贅沢な卯の花を、脂の乗った鯛にたっぷりと詰めて、美しい九谷焼きの大皿に盛り付けて完成。長崎から加賀藩に伝えられた南蛮料理。二匹の鯛を腹合わせに盛り込むことから”にらみ鯛”ともいう。 鯛のお腹に詰められたおからは、人参、ごぼう、れんこん、しいたけ、ぎんなん、きくらげと一緒に炒められます。出汁や醤油、砂...»
いしるは能登半島の一部でしか作られていない郷土料理の隠し味で、魚醤の一種です。イワシやイカの内臓を塩漬けにし、一夏寝かせて自然発酵させたものを煮詰めて作ります。 「いしるの貝焼き」は、ホタテ貝の貝殻を鍋代わりに使い、キノコ、イカ、甘えび、大根などをいしるで煮ながら食べる料理です。昔は力仕事の後のおかずとして辛めの味付けでしたが、現在は薄味に変わってきています。今では民宿などの宿泊客にも人気の定番料理のひとつです。...»
海の幸や山の幸に恵まれ、また大陸から伝来した食文化や全国各地から物流が集まるなどの「地の利」から、加賀の食文化は作られたと言われる。「加賀料理」と聞けば、「加賀百万石の豪華な料理」など高級なイメージもあるが、もともとは庶民的な郷土料理、いわゆるおふくろの味である。地元でとれた食材を日常的においしく食べるために工夫されてきた郷土料理を、九谷焼や蒔絵を施した漆器などの豪華な器に盛り付けご馳走として仕立てた。目で味わう京料理の影響も受け、江戸料理と京料理の融合と評されることもある。...»
石川や富山では有名な堅豆腐。その名の通り、歯ごたえのある堅い豆腐で、ヘルシーカレーの具には最適。白山麓の食材をふんだんに使った「白山堅豆腐カレー」は、石川県で初のカレーの特産品である。豆乳ベースで作られたルウは一般的なカレーに比べ白っぽく、堅豆腐の他、特産品のエノキを使うなど、すべてが白山麓で栽培された食材だ。味はまろやかながらもスパイシーで、インドのカシューナッツペーストのカレーに似ている。辛さの中にもコクがたっぷり。200kcalという低カロリーも魅力。 白山の名物「固とうふ」 国産の大豆を100%使用し、白山の清らかな地下水で作り上げられています。手作りで一つひとつ丁寧に製造されてお...»
江戸時代の廻船問屋が「厳しい航海を乗り切るために船上で栄養価の高い食事を」と考え出されたのが発祥といわれる鍋料理。栄養バランスに優れた鍋料理で、とり野菜鍋の「とり」はトリ肉からではなく、野菜や栄養をとるという意味からきているそうだ。白菜、玉ねぎ、ねぎ等を煮込んで、野菜の甘みが滲み出た煮汁に、にんにくや香辛料を加えた特殊調味味噌があわさってできる程よい甘辛さが絶妙。地元民に限らず、数多くのリピーターが存在するという、知る人ぞ知る人気鍋だ。 とり野菜みそ 大豆と米麹から作る米みそに、さまざまな調味料や香辛料を組み合わせた調味みそです。このみそは鍋料理にぴったりですが、肉の味噌漬けをはじめ、さま...»
その名の通り笹で包まれた押し寿司。石川県では、昔から祭りの日に「押し寿司」を作る習慣があり、四季折々に地元で獲れる魚を使い、紺ノリ(海藻のエゴノリを紺色に染めたもの)と桜エビをのせ、押し寿司用の木板に敷き詰めて作っていく。このとき、板ではなく笹を使ったものを笹寿司と呼ぶこともあるのだそう。金沢に昔から伝わる伝統の味、旅行の際は地域ごとに異なる香使いを見て楽しむのも良いだろう。 石川県の白山麓地域では、笹寿司は2枚のクマザサの葉で巻き、箱に詰めて圧をかけて作る押し寿司の一種です。この地域では、白山市や能登地方の祭りには欠かせない料理とされています。 具材には、鮭、鱒、シイラ、鯛などの魚類や油...»
ごりとは、典型的なハゼ類の形をした淡水魚を指します。美しい能登の海でとれたカルシウムたっぷりのごりを、そのままの形で佃煮にしたのが「ごりの佃煮」です。美味しく作るには、早朝の漁で水揚げされたごりをその日のうちに調理し、1時間ほどじっくり煮込んで仕上げます。淡白で繊細な味わいが特徴です。 金沢市では、ごりは照り焼き、唐揚げ、甘露煮、刺身、あらい、柳川、骨酒、吸い物などにも使われます。保存食としての歴史に裏付けされた、カルシウム満点の地元の味です。...»
金沢の方言で「じわもん」はお惣菜のことを指します。その代表格が「鰤大根」です。ぶりのアラと大根を酒・しょうゆ・みりんなどで煮つけたもので、家庭料理として親しまれています。石川県は魚介の宝庫で、獲れたての魚を美味しく味わえます。最近では、料亭で繊細な仕事を施した鰤大根が登場することも増えています。 鰤のアラには、脳の働きを良くするとされるDHAやEPAなどの高度不飽和脂肪酸がたっぷり含まれており、栄養価が高いです。 主な伝承地域: 県内全域主な使用食材: ブリ、大根...»
金沢市民の台所、近江市場にある舟楽の名物が、のどぐろの棒寿司です。金沢では祭り寿司ともいわれ、晴れの日のご馳走として親しまれています。舟楽は棒寿司の専門店で、すべての素材を近江市場で仕入れています。 のどぐろは脂にくせがなく、後味がさっぱりしていて、噛むと甘みがじわっと出る「白身のトロ」ともいわれる高級魚です。舟楽の棒寿司は、鮮度や仕込みに徹底してこだわり、手間ひまをかけて1本1本手作りで作られています。近江市場のお土産として、ぜひ購入したい一品です。...»
はす蒸しは、加賀れんこんをすりおろし、具材を加えて蒸した郷土料理です。れんこん本来のもっちりとした粘りと、仕上げにかけるあんによってとろりとした食感が楽しめます。 加賀れんこんは、藩政時代から栽培が続く歴史の長い野菜で、金沢市、かほく市、津幡町などの2市2町にまたがる河北潟干拓地が一大産地です。節の間が短いのが特徴で、特に先端の2節が美味とされます。 身が肉厚で、歯ごたえが小気味いいことから「餅れんこん」ともいわれます。すりおろすと粘りが強く、その粘り気を活かした郷土料理「はす蒸し」が古くから親しまれています。 主な伝承地域: 金沢市周辺主な使用食材: 加賀れんこん、白身魚、エビ、卵など...»
大根と身欠きニシンを使用したなれずしの一種です。金沢市や白山市の旧・石川郡鶴来町地域などで伝統的に作られ、主に正月料理として楽しまれています。 大根と脂がのった魚の甘み、発酵による酸味が調和した味わいを好む人も多い。大根のシャキシャキとした食感も魅力の一つである。骨まで食べられるので、お酒の肴にも良く合う。 特徴的な点として、材料や製法、外見などは鰊漬けと共通点が多いです。また、飯寿司にも分類されることがあり、その中でも福井県の「にしんずし」と似ていますが、大根ずしは大根の割合が高く、身欠きニシンを酒に漬けて戻すという違いがあります。同じく石川県の加賀地域で作られる「かぶら寿司」よりも手頃...»
正式名称は「赤むつ(アカムツ)」。日本海沿岸では、喉が黒いことから「のどぐろ」の名称で通っている。石川県では、加賀や能登などの漁港で水揚げされ、県を代表する海の幸。とは言え、全国的にも水揚げ量が少なく、幻の最高級魚と呼ばれている。極上とも言えるうま味とコク、そして身は柔らかくしっかりと脂がのっていて、まぐろのトロにも引けを取らない。鮮度がよければ刺身でいただきたいが、塩焼きや煮付けにしても絶品。干物にすれば旨味が凝縮され、これもまた美味である。 旬 9~10月 石川県では今や、海の贅沢な逸品としてのどぐろが脚光を浴びています。高級な白身魚といえば、通常はマダイやヒラメが名前が挙げられますが...»
甘エビは標準和名を“ホッコクアカエビ”といい、水温の低い海域の水深約200~700メートルの深海に生息している。成長過程で性転換をするという性質を持ち、孵化後3~5年はオスとして成長し、その後2年程でメスに性転換する。そのため、大きく成長したものはすべてメスとなる。身に、甘み成分であるアミノ酸系が多く含まれ、その名の通りとろけるような甘みが楽しめる。特に、9~2月頃の旬の時期には、メスが灰緑色の卵を溢れるほど抱えるため、一層おいしくなると人気が高い。新鮮なプリッとした身は、ぜひ刺身で味わいたい。 旬 9月 10月 11月 12月 1月 2月...»
”香箱ガニ”とは、冬の金沢の味覚を代表するもので、北陸地方でとれるメスのズワイガニのこと。オスと比べて身が小さくて細いため食べるところは少ないが、強い甘みと濃厚な味わいが楽しめる上に、茶色の外子(そとこ)と呼ばれる腹に抱えた卵や、オレンジ色の内子(うちこ)と呼ばれる甲羅の内側にある未成熟卵の濃厚な味が香箱ガニならではの味わいである。香箱ガニは漁期が短く、11月上旬~12月末の間にしかとることができないため、そのほとんどが地元で消費されてしまうという。ぜひ現地へいって味わって欲しい。香箱ガニは、粒々とした食感の外子と、とろりとした濃厚なうまみが楽しめる内子が特徴です。 旬 11月 12...»
さざえの特徴は、金平糖のようなツノです。外海の波の荒い場所で育ったさざえはツノが長く、内海のものはツノが短いです。石川県では、輪島市や珠洲市沿岸の舳倉島、七ツ島、曽々木海岸が主な産地です。特に岩礁の多い外浦海岸に多く生息しています。 さざえの身を殻から引き出すと、最後にくるっと巻いた部分が現れます。これはさざえの生殖巣で、暗緑色のものは雌、淡いクリーム色のものは雄です。鮮度を見分けるには、触ったときに素早く蓋を閉じるものや、しっかりと蓋を閉じているものを選ぶと良いです。 旬:5月、6月、7月...»
石川県能登半島の富山湾に面した海域は、全国有数の定置網地帯です。その歴史は古く、16世紀には現在のブリ網の原形とされる台網による漁が行われていました。 この地域では、12月頃に鳴る雷がブリの大量漁の前ぶれとされ、「ブリおこし」と呼ばれています。この時期にとれる7kg以上のブリは「天然能登寒ぶり」としてブランド化されています。このように石川県の冬を代表する魚です。 寒ブリは、ビタミンB群、鉄、カリウム、DHAやEPAなどの高度不飽和脂肪酸を豊富に含んでいます。刺身、焼き物、郷土料理の「ブリ大根」、かぶらにブリの身を挟んで糀で漬けた「かぶら寿し」、わら縄を巻いた「巻きぶり」、カラカラに干した「...»
石川県のサヨリは、能登では「スズ」とも呼ばれています。2隻の船で網を引き回して漁獲する「スズヒキ」という漁法で、ほぼ年間を通して漁獲されますが、「花見魚」の愛称が示すように旬は春です。この時期、地元でとれたてのサヨリを刺身で食べるのは格別です。 鮮度が低下しやすいため、地元でしかめったに味わえない一品です。低脂肪高タンパクのため、小さな子供や高齢者にも優しい食材とされています。 能登の郷土料理であるサヨリの白焼きや、もずくと豆腐を入れたすまし汁「サヨリのモゾコ汁」もおすすめです。 旬: 3月、4月、5月...»