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金沢

金沢の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

金沢 観光ガイド

金沢の観光・旅行 Info

加賀百万石の城下町・金沢は、伝統とモダンが調和する街です。風情ある町並み、美術館や庭園、グルメスポットが充実し、初めて訪れる方にも、何度訪れても楽しめる魅力があります。以下におすすめの観光スポットをご紹介します。

兼六園(けんろくえん)

日本三名園のひとつ

兼六園は、江戸時代に加賀藩が築いた大名庭園で、「宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望」という6つの景観美を兼ね備えた名園です。

見どころ
アクセス

金沢駅からバスで約15分、「兼六園下」下車すぐ

金沢城公園

加賀藩前田家の居城跡

金沢城公園は、兼六園の隣に位置し、江戸時代の面影を色濃く残すスポットです。

見どころ

ひがし茶屋街

風情あふれる歴史的町並み

ひがし茶屋街は、江戸時代から続く茶屋文化の残る美しい町並みで、金沢を代表する観光地です。

見どころ
アクセス

金沢駅からバスで約20分、「橋場町」バス停より徒歩5分

近江町市場(おうみちょういちば)

金沢の台所

近江町市場は、約300年の歴史を持つ市民の台所で、観光客にも大人気のスポットです。

楽しみ方

金沢21世紀美術館

現代アートの発信地

金沢21世紀美術館は、現代アートと地域文化の融合を楽しめる施設で、国内外から注目されています。

人気の展示

長町武家屋敷跡

歴史と静寂の残るエリア

長町武家屋敷跡では、加賀藩の武士が住んでいた屋敷や土塀、石畳の道など、江戸時代の情緒を体感できます。

見どころ

その他の注目スポット

金沢駅・鼓門

「世界で最も美しい駅」のひとつにも選ばれた金沢駅。木製の大きな「鼓門」がシンボルです。

成巽閣(せいそんかく)

兼六園のすぐ近くにある、加賀前田家の奥方のための御殿。華やかな襖絵や調度品が必見です。

石川県立伝統産業工芸館

九谷焼、輪島塗、加賀友禅などの工芸品に触れられる施設。お土産探しにも最適です。

金沢のグルメガイド

金沢は、加賀百万石の城下町として育まれた食文化や工芸が豊かで、美味しいグルメと美しいお土産に溢れています。海と山に囲まれた地理から、海の幸、山の幸、郷土料理が発展し、訪れる人々を魅了し続けています。

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金沢の名産品とローカルフード

近江町市場の海鮮グルメ

近江町市場は「金沢の台所」と呼ばれ、観光客にも地元民にも愛されています。

おすすめグルメ

加賀野菜

加賀藩の時代から受け継がれる伝統野菜の数々。天ぷらや煮物で提供されます。

治部煮(じぶに)

金沢の代表的な郷土料理で、鴨や鶏肉に小麦粉をまぶして煮込む上品な煮物。わさびとともに食べるのが特徴です。

金沢カレー

黒くて濃厚、キャベツ添え、フォークで食べるという独自のスタイルが魅力。ボリューム満点です。

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金沢の人気レストラン

【海鮮】刺身・寿司

すし食いねぇ!金沢駅西店

地元でも評判の回転寿司チェーン。旬の魚介をリーズナブルに楽しめます。

ひら井(近江町市場内)

海鮮丼の名店。新鮮さと盛りの豪華さが大人気です。

【郷土料理】加賀料理

つば甚(つばじん)

創業250年以上の老舗料亭で、本格的な加賀懐石を堪能できます。

かなざわ玉泉邸

兼六園近くの名店で、加賀野菜や郷土料理が美しく盛られたランチが人気です。

【金沢カレー】

ゴーゴーカレー

全国展開する金沢カレーの代表格。キャベツとカツの組み合わせが特徴。

チャンピオンカレー

金沢カレー発祥の店とも言われ、地元民からの支持も厚いです。

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金沢のおすすめお土産

金箔製品

金沢は日本の金箔生産量の98%以上を占める一大産地。

和菓子・銘菓

森八(もりはち)

寛永2年創業の老舗和菓子店。上生菓子や落雁(らくがん)が美しい。

中田屋のきんつば

丁寧に炊き上げた小豆と、しっとりとした皮が絶妙なバランス。

伝統工芸品

金沢の季節の祭り・イベント

金沢は、長い歴史と伝統文化を誇る城下町であり、年間を通じて多彩な祭りや行事が開催されています。華やかなパレードから情緒あふれる伝統芸能まで、地域の特色が色濃く反映された催しが魅力です。

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春の祭り・イベント

金沢百万石まつり

毎年6月上旬開催

概要

加賀藩初代藩主・前田利家の金沢入城を記念する、金沢最大級の歴史絵巻。華やかな武者行列が金沢の中心街を練り歩きます。

見どころ

卯辰山さくらまつり

4月中旬〜下旬、卯辰山公園にて開催。約2,500本の桜が咲き誇り、地元の人々が夜桜を楽しみに集います。

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夏の祭り・イベント

金沢ゆめ街道

8月上旬、金沢駅から片町までの大通りを歩行者天国にして行われる、市民参加型の踊りとパレードイベントです。

特徴

金沢燈涼会(とうりょうえ)

7月下旬〜8月中旬、金沢城公園・兼六園周辺で開催されるライトアップイベントです。

見どころ
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秋の祭り・イベント

金沢ジャズストリート

9月中旬に開催される、全国的にも有名なジャズイベント。街中の広場や神社、カフェで演奏が繰り広げられます。

特徴

加賀百万石時代行列(秋の部)

春に続いて秋にも加賀藩ゆかりのイベントが行われ、文化財の無料公開や工芸体験などが楽しめます。

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冬の祭り・イベント

金沢城・兼六園ライトアップ

1月・2月・12月など冬の特定日に開催される人気の夜間イベント。

特徴

香林坊イルミネーション

金沢市中心部の繁華街・香林坊エリアが、11月下旬から翌年2月にかけて美しい光で彩られます。

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周辺地域の注目祭り

七尾・青柏祭(でか山祭り)

5月3日~5日に開催。日本最大級の曳山(でか山)が町中を練り歩き、迫力満点の光景を楽しめます。

輪島・御陣乗太鼓(ごじんじょだいこ)

夏季の夜間に披露される能登地方独特の勇壮な太鼓演奏。鬼の面をかぶり、恐ろしい形相で演奏する様は圧巻です。

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金沢の祭りの特徴的な魅力

金沢の祭りやイベントには、歴史・芸術・市民参加・伝統文化の融合という特色があります。

金沢の気温・天候

金沢市は石川県の中央部に位置し、日本海側特有の気候を有しています。四季の移ろいがはっきりしており、冬の雪、夏の湿気、春と秋の快適さなど、それぞれの季節に特色があります。

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春(3月~5月)

気温と気候

春の金沢は、徐々に寒さが和らぎ、桜や新緑が美しい季節です。平均気温は以下の通りです:

特徴

3月下旬から4月上旬にかけて、兼六園の桜が見頃を迎えます。朝晩は冷えるため、薄手のコートやカーディガンが必要です。

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梅雨(6月中旬~7月中旬)

気温と気候

梅雨の時期には、湿度が高く、曇りや雨の日が続きます。

特徴

金沢は「弁当忘れても傘忘れるな」という言葉があるほど、年間を通じて雨が多い都市です。特に梅雨時期は傘やレインウェアが必須アイテムです。

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夏(7月下旬~9月中旬)

気温と気候

夏の金沢は、高温多湿で蒸し暑い日が多くなります。

特徴

夕立や雷雨が発生しやすく、またフェーン現象により気温が急上昇することもあります。熱中症対策が重要です。

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秋(9月下旬~11月)

気温と気候

秋は過ごしやすく、紅葉の美しいシーズンです。

特徴

10月下旬から11月中旬にかけて、兼六園や卯辰山の紅葉が見頃となります。朝晩の冷え込みに備えて、軽い防寒具があると安心です。

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冬(12月~2月)

気温と気候

金沢の冬は、日本海側気候特有の重く湿った雪が降ります。晴れの日が少なく、灰色の空が広がることが多いです。

特徴

積雪量は多くないものの、路面凍結やみぞれが多いため、防滑性のある靴が推奨されます。冬の兼六園では「雪吊り」の美景が広がります。

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雨・台風などの特徴的な気象

年間降水日数が多い都市

金沢市は日本でも有数の年間降水日数の多い地域であり、年間170~200日程度は雨や雪が降ります。

台風

金沢は台風の直撃は少ない地域ですが、接近時には大雨や強風が起こることがあります。特に夏~初秋は注意が必要です。

突発的な天候変化

天気が変わりやすく、「晴れていたのに急に雨が降る」ことも珍しくありません。折りたたみ傘や防水バッグなどの携帯が便利です。

金沢へのアクセス

金沢市は、石川県の県庁所在地であり、北陸地方の主要都市のひとつです。新幹線の開通や高速道路の整備によって、首都圏・関西圏・中部圏などからのアクセスが非常に便利になりました。

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鉄道でのアクセス

北陸新幹線

東京方面からのアクセスには、2015年に開通した北陸新幹線が非常に便利です。

所要時間と経路

在来線(特急列車)

関西・中部からは特急列車が運行されています。

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空路でのアクセス

小松空港の利用

金沢の最寄り空港は小松空港(石川県小松市)で、全国の主要都市から直行便が運航されています。

主要な直行便路線
空港から金沢市内までのアクセス
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車でのアクセス

高速道路を利用したアクセス

金沢へは、北陸自動車道を利用して各地からアクセスできます。

主な都市からの所要時間(目安)
注意点

冬季(12月~2月頃)は積雪・凍結の可能性があるため、スタッドレスタイヤやチェーンの準備が必要です。

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高速バスでのアクセス

長距離バスの運行状況

東京・名古屋・大阪などから、格安で便利な高速バスが多数運行されています。夜行便もあり、コスト重視の旅行者におすすめです。

主な路線と所要時間
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周辺都市からのアクセス

能登方面(和倉温泉など)

金沢駅からJR七尾線や特急バスを利用して和倉温泉・七尾・輪島方面へアクセス可能です。

例:金沢駅 → 和倉温泉駅

加賀温泉郷(山代・山中・片山津など)

加賀温泉駅までは特急「しらさぎ」や「サンダーバード」で約30分。駅から温泉地までは路線バスまたは宿の送迎バスでアクセスできます。

金沢の移動手段

金沢市は徒歩圏内に多くの観光名所が集中していますが、バスやタクシー、自転車など多様な移動手段を組み合わせることで、より効率的で快適な観光が楽しめます。以下に主な交通手段を紹介します。

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市内の主要な移動手段

金沢市内周遊バス(観光向け)

金沢の観光には周遊バスの利用が非常に便利です。下記2つが代表的です。

1. 金沢周遊バス(城下まち金沢周遊)
2. ふらっとバス(金沢市のコミュニティバス)
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路線バス(北鉄バス)

観光地以外への移動や、周辺地域(寺町・にし茶屋街・大野・金石など)へもアクセス可能です。

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タクシー・ライドシェア

短距離移動や雨天時、高齢者連れの場合などに便利です。

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徒歩

金沢市内は比較的コンパクトな街であり、多くの観光地が徒歩圏内に集中しています。

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レンタサイクル

まちのり(シェアサイクル)

「まちのり」は金沢市内に多数のポートがあるシェアサイクルサービスです。

坂道や冬季はやや利用しづらい場所もあるため、季節や体力に応じて選びましょう。

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郊外・周辺地域への移動手段

鉄道(JR・IRいしかわ鉄道・のと鉄道)

レンタカー

能登半島や白山エリアなど、交通の便が限られる場所へは、レンタカーが有効です。

観光タクシー

金沢観光タクシーなどを利用すれば、観光ガイド付きで主要スポットを効率的に巡ることが可能です。

金沢の観光コース

金沢は、歴史ある街並み、現代アート、食文化、自然が調和した観光都市です。市内観光だけでなく、能登や加賀温泉郷など周辺エリアも魅力的で、1泊2日~3泊4日でじっくり楽しむ旅行が可能です。

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1日目:金沢市内の主要観光スポットを巡るコース

午前:兼六園・金沢城公園

まずは日本三名園のひとつ「兼六園」からスタート。四季折々の風景が楽しめ、隣接する金沢城公園とあわせて歴史的な景観を満喫できます。

おすすめポイント

昼食:近江町市場

新鮮な魚介類が楽しめる「金沢の台所」。海鮮丼やのどぐろの塩焼きが人気です。

午後:ひがし茶屋街・主計町茶屋街

金沢を代表する情緒ある茶屋街で、歴史的建築や金箔工芸、甘味処巡りを楽しめます。

夕方:金沢21世紀美術館

現代アート好きには外せないスポット。プールの中に人がいるように見える「レアンドロのプール」が有名。

夜:近江町市場周辺や香林坊で夕食

郷土料理「治部煮」や「金沢おでん」がおすすめです。

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2日目:金沢周辺の文化と自然を体験するコース

午前:西茶屋街・にし茶屋街資料館

観光客の少ない落ち着いた茶屋街。芸妓文化や古い町家の風情を静かに味わえます。

昼:寺町・忍者寺(妙立寺)

隠し階段やからくり仕掛けが魅力の寺町寺院群を散策しながら、江戸時代の防衛知識を体験。

午後:長町武家屋敷跡

加賀藩士の生活を今に伝える町並み。土塀や用水の美しさが印象的です。

甘味休憩:金箔ソフトクリームや和菓子

ひがし茶屋街や長町で休憩にぴったり。

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3日目:日帰りで加賀温泉郷または能登半島へ

加賀温泉郷コース(片山津・山中・山代)

能登半島コース(和倉温泉・七尾)

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テーマ別観光プラン

アート・文化を楽しむコース

伝統工芸を体験するコース

グルメを満喫するコース

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