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加賀 白山 観光ガイド

金沢のシンボルである霊峰・白山を擁する加賀・白山エリア。北陸屈指の湯量を誇る加賀温泉郷では、伝統工芸の九谷焼の工房が軒を連ねており風情溢れる旅ができます。

加賀・白山には、山中温泉、片山津温泉、山代温泉、柴山潟、九谷焼美術館、こおろぎ橋、あやとり橋、白山、白山比め神社、姥ヶ滝などの観光スポットがあります。また、治部煮、娘娘饅頭、片山津バーガー、かぶら寿司、べろべろ(えびす)などのご当地グルメもおすすめです。

加賀 白山のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

白山

花と神秘が織りなす魅惑の霊山

白山は、日本三霊山の一つであり、花の山としても知られています。その麓には美しいお花畑が広がり、登山客を魅了します。まさに「花の山」と呼ぶにふさわしい景色が広がっています。 さらに、夕日に照らされる雲海や頂上から拝むご来光、白山比咩神社の奥宮での参拝など、神秘的な体験もできます。 登山道は整備されており、初心者やファミリーでも気軽に登ることができます。一泊して満点の星空を楽しみ、山頂近くの神秘の7つの湖、雪渓のお池巡りもおすすめです。 また、登山しない方には「白山白川郷ホワイトロード」で絶景ドライブも楽しめます。車で走り抜けながら、渓谷美、ふくべの大滝や温泉、展望台に立ち寄り、北陸ならでは...»

山中温泉

1300年の歴史を持つ美しい渓谷の温泉地

加賀温泉郷の一角に位置し、古くから歴史ある温泉地です。山に囲まれた温泉街では、自然豊かな山や谷、川など、山間部の田舎の情緒も味わえます。街は大聖寺川の渓谷沿いなどに旅館が立ち並んでいます。...»

粟津温泉

開湯1300年、北陸最古の温泉地

白山開山の祖 高僧・泰澄大師が開湯したと伝えられる、北陸最古の温泉地・粟津温泉。開湯から1300年の歴史を誇ります。 粟津温泉の江戸時代から伝わる「おっしょべ恋物語」は、若い男女の大恋愛を描いた物語です。そのため、多くの恋人たちがこの地を訪れています。...»

白山恐竜パーク白峰

夢の恐竜体験!ジュラシックパーク気分

迫力満点!ティラノサウルスから始まる恐竜の世界へタイムスリップ。 全長28メートルの竜脚類ディプロドクスの全身骨格標本や、ティラノサウルスのリアルなロボット、恐竜時代のジオラマ、マルチシアターなど、楽しい展示物がたくさん。 化石の宝庫 地元白山市には約1億万年前の白亜紀の代表的な地層である「手取川流域の珪化木産地」があり、国指定の天然記念物になっています。 ここで見つかった竜化石や植物化石、イギリス産のイグアノドン類の実物化石など、貴重な化石の展示物が楽しめます。 化石発見広場での化石探し 実際に化石探しを体験できます。大人も子どもも夢中になれる体験です。見つけた化石を持ち帰ること...»

加賀山中温泉 ゆげ街道

情緒を感じる温泉街の町並み

山中温泉には、自然、歴史、文化が調和した心安らぐ町並みが広がっています。 特に中心部に位置する「ゆげ街道」は、山中漆器や九谷焼を中心にしたギャラリー店やカフェ、食事処が数多く軒を連ねており、個性豊かで魅力的なお店が多いです。 温泉の祖である長谷部神社から総湯「菊の湯」付近までの約600メートルの目抜き通りで、街道には電柱がなく、幅広い歩道が整備されているため、のんびりと温泉街の情緒を感じながら散策することができます。 特に注目されているのが、「ギャラリー散歩の会」の店舗や施設です。 様々なジャンルの店が集まり、古美術や九谷焼、山中漆器から現代工芸まで幅広いアイテムが展示されています。 ...»

総湯 菊の湯

山中の情緒と華麗な湯船が調和する

天平風の優雅な造りが特徴の共同浴場です。温泉の発見以来、湯ざやが造られた場所に建ち、男湯と女湯が別棟で隣接しています。 おとこ湯は重厚な天平風の建物で、腰まである深い浴槽が魅力。一方、おんな湯は華麗で優雅な曲線美をなす造りで、浴槽には浅い所と深い所があります。 共同浴場の壁には九谷焼タイルで模写された「山中温泉縁起絵巻」の一部が飾られ、華やかな雰囲気が漂います。 また、おんな湯には山中節の館「山中座」が隣接しており、山中温泉の文化に触れることもできます。 芭蕉も讃えた源泉と歴史 有名な俳句の詩人である松尾芭蕉が旅の途中で訪れた際に、その温泉の湯を称賛し、「山中や 菊は手折らじ 湯の匂...»

月うさぎの里

うさぎに癒されるテーマパーク

加賀の月うさぎ伝説をテーマにした「月うさぎの里」は、まるでピーターラビットの世界に迷い込んだかのような癒しの空間です。 広場では約10種類、50匹以上のかわいいうさぎが放し飼いされており、その愛らしい姿に心が癒されます。抱っこタイムはモフモフのうさぎたちと触れ合うことができます(有料)。 また、館内には彫刻家・籔内佐斗司の作品が点在し、美しい芸術と自然が融合した空間を楽しむことができます。 雑貨屋さんではうさぎグッズがたくさん販売されており、カフェや食事処で特産品を味わうこともできます。また、香木調合香り袋作りやおまんじゅう作り、焼きたてパイ作りなどの体験も楽しめます。 心安らぐ休日を...»

白山比咩神社

神聖なる縁結びの神社

白山(はくさん)は、日本三名山および日本三霊山の一つとして古くから都人たちのあこがれの山でした。 そして、白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)は、全国に約3,000社もある白山神社の総本宮であり、加賀国の一宮として地元では「しらやまさん」と親しまれています。 神聖なる御祭神・白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)は、またの名を菊理媛神(くくりひめのかみ)といい、ご縁を結ぶ神として崇められています。 白山比咩神社は、石川県、福井県、岐阜県の県境に位置し、白山(標高2,702メートル)を神体山として崇める神社です。 社伝によれば、3世紀後半から4世紀前半に「まつりのにわ」という遥拝の場所が...»

石川県立 航空プラザ

空の夢が広がる!航空機の博物館

小松空港の北側にある航空をテーマにした博物館です。ここでは小型機からジェット戦闘機まで、17機の実機展示があります。 航空機の歴史や仕組み、飛行の原理を模型や映像、、パネル、風洞装置などを使って分かりやすく解説しています。 大人も子供も楽しめる航空体験 実物のYS-11型シミュレーターや6種類の簡易フライトシミュレーターで操縦の感覚を味わえます。 本物の航空機の展示 屋外に海上自衛隊で使用された、対潜性能を備えた大型ヘリコプター「HSS-2B」、練習機「KM-2」が展示されています。 屋内には、ジェット戦闘機やヘリコプターなどが展示されています。 航空自衛隊が使用した超音速ジェッ...»

小松うどん

300年以上の歴史があるご当地うどん

古くは加賀藩の名物として贈答品に用いられ、俳人、塵生が松尾芭蕉に贈り称賛を受けたといわれる“小松うどん”。石川県小松市に300年以上に渡って根付いたご当地グルメだ。霊峰白山の伏流水を使って練られた麺と、色の薄い透明感のあるだしは、お互いを引き立てあう抜群の相性の良さが感じられる上品な味わいが楽しめる。現在では小松市内の70店舗以上のお店で提供されている。...»

かに甲羅揚げ

カニを甲羅ごと味わう小松市の珍味

名物“加納ガニ”でも知られる石川県のご当地グルメで、現在より数十年前に老舗の料亭で「冬の季節に何か変わったメニューができないか?」という要望から開発されたといわれるのが“かに甲羅揚げ”。今では小松市内の料亭や料理店で楽しむことができる名物となっています。 具を甲羅に詰めてそのまま揚げるという豪快な料理で、からっと揚げた甲羅の香ばしさと、具のジューシーさが味わえる珍味だ。 現在、小松市内の店舗で、かにの身だけのシンプルな具から、たまごを使ってふわっと仕上げたもの、グラタン風にアレンジしたもの、“香箱ガニ(メスのズワイガニ)”の内子や外子を贅沢に練りこんだものなど、様々な味わいが楽しめる。 か...»

小松名物 塩焼きそば

小松住民の定番ソウルフードのひとつ

中国の炒めそば“チャーメン”からヒントを得て、60年前に生まれたといわれる“小松名物 塩焼きそば”。小松市にある製麺所「中石食品」と共同開発した太麺と、シャキシャキ歯応えがたまらないもやしや、ねぎ、にんじんといった地元産の野菜を加えて作られ、香ばしい香りと塩ならではの素材の旨味がいきた味わいがたまらない。 塩焼きそばは、60年前に一軒の中華料理店から始まりました。店主は、小松にはない美味しい料理を求めて、中国全土や日本各地を旅して回ったそうです。 その旅の中で出会った「チャーメン」という中国の炒めそばに感銘を受けました。彼はこの料理の秘密を学びたくて、給料をもらわずに作り方を教えてほしいと...»

つるぎTKGY

卵かけご飯を焼きおにぎり風にアレンジした新ご当地グルメ

鶴来のおいしいお米、水、醤油を地域おこしに活かそうと、鶴来商工会青年部が中心となって開発したのが”つるぎTKGY”。名前の由来は「T…たまご、K…かけ、G…ごはん、Y…やき」から名付けられた。その由来の通り、卵かけご飯を焼きおにぎり風に香ばしく焼き上げた新ご当地グルメだ。 つるぎTKGYを提供するにあたっては、以下の三か条を守る必要がある。 ・つるぎTKGY三ヶ条一、石川県産米を白山伏流水で研ぎ炊くべし一、鶴来の醸造品(醤油・味噌・酒・酢)を使い調理すべし一、T…鶴来 K…から G…元気と Y…勇気を! 現在市内にある9店舗で提供されていて、各店舗で天津飯風、オムレツ風、ピザ風、お好み焼...»

加賀料理

恵まれた海と山の幸を工夫した郷土料理を、美しい器に盛り付けて

海の幸や山の幸に恵まれ、また大陸から伝来した食文化や全国各地から物流が集まるなどの「地の利」から、加賀の食文化は作られたと言われる。「加賀料理」と聞けば、「加賀百万石の豪華な料理」など高級なイメージもあるが、もともとは庶民的な郷土料理、いわゆるおふくろの味である。地元でとれた食材を日常的においしく食べるために工夫されてきた郷土料理を、九谷焼や蒔絵を施した漆器などの豪華な器に盛り付けご馳走として仕立てた。目で味わう京料理の影響も受け、江戸料理と京料理の融合と評されることもある。...»

白山堅豆腐カレー

豆腐なのに歯ごたえがある!堅豆腐で作られた、超ヘルシーカレー

石川や富山では有名な堅豆腐。その名の通り、歯ごたえのある堅い豆腐で、ヘルシーカレーの具には最適。白山麓の食材をふんだんに使った「白山堅豆腐カレー」は、石川県で初のカレーの特産品である。豆乳ベースで作られたルウは一般的なカレーに比べ白っぽく、堅豆腐の他、特産品のエノキを使うなど、すべてが白山麓で栽培された食材だ。味はまろやかながらもスパイシーで、インドのカシューナッツペーストのカレーに似ている。辛さの中にもコクがたっぷり。200kcalという低カロリーも魅力。 白山の名物「固とうふ」 国産の大豆を100%使用し、白山の清らかな地下水で作り上げられています。手作りで一つひとつ丁寧に製造されてお...»

笹寿司(石川県)

四季折々の旬を楽しめる寿司。笹の香りが豊かな逸品

その名の通り笹で包まれた押し寿司。石川県では、昔から祭りの日に「押し寿司」を作る習慣があり、四季折々に地元で獲れる魚を使い、紺ノリ(海藻のエゴノリを紺色に染めたもの)と桜エビをのせ、押し寿司用の木板に敷き詰めて作っていく。このとき、板ではなく笹を使ったものを笹寿司と呼ぶこともあるのだそう。金沢に昔から伝わる伝統の味、旅行の際は地域ごとに異なる香使いを見て楽しむのも良いだろう。 石川県の白山麓地域では、笹寿司は2枚のクマザサの葉で巻き、箱に詰めて圧をかけて作る押し寿司の一種です。この地域では、白山市や能登地方の祭りには欠かせない料理とされています。 具材には、鮭、鱒、シイラ、鯛などの魚類や油...»

石川県産 のどぐろ

幻の最高級魚!トロにも劣らぬ脂が口のなかでとろける

正式名称は「赤むつ(アカムツ)」。日本海沿岸では、喉が黒いことから「のどぐろ」の名称で通っている。石川県では、加賀や能登などの漁港で水揚げされ、県を代表する海の幸。とは言え、全国的にも水揚げ量が少なく、幻の最高級魚と呼ばれている。極上とも言えるうま味とコク、そして身は柔らかくしっかりと脂がのっていて、まぐろのトロにも引けを取らない。鮮度がよければ刺身でいただきたいが、塩焼きや煮付けにしても絶品。干物にすれば旨味が凝縮され、これもまた美味である。 旬 9~10月 石川県では今や、海の贅沢な逸品としてのどぐろが脚光を浴びています。高級な白身魚といえば、通常はマダイやヒラメが名前が挙げられますが...»

石川県産 カレイ

種類も呼び方も多彩なカレイ

カレイは土地よって様々な呼び方がりますが、石川県では、マガレイを「くちぼそ」、ムシガレイを「すがれい」、ヤナギムシカレイを「ささがれい」、メイタガレイを「すずめ」と呼びます。ちなみに、フランス料理のムニエルで有名なシタビラメは「ねじた」あるいは「ねじらがれい」といいますが、これはカレイとは異なるウシノシタ科の魚です。 石川県で獲れるカレイは種類が豊富で、種類によって獲れる時期が異なります。アカガレイやナメタガレイは春に旬を迎え、底びき網や刺網で多く獲られます。カレイの鮮度を見分けるには、眼がある側の体表の透明感と適度なぬめりを確認すると良いでしょう。 旬: 6月, 7月, 8月...»

こんかいわし

食べ方のバリエーションたっぷりのいわしの保存食

大羽のうるめいわしや真いわしを塩づけしたものを脱水した後、糠や糀で塩蔵させた、加賀の特産品。焼いて食す際に、糠はお好みで落としても落とさなくても良い。少し糠を付けて焼けば香ばしい。軽く焼いたものを適当な大きさに切るか、細かく切って、ご飯などのおかずにするが、もともと「ぬかいわし」は能登に伝わる伝統の保存食で、糠を洗って薄くスライスしたものを生のままでも楽しめる。食酢をかけたり、お茶漬けにするのも良い。 塩漬けのイワシを更に糠(ぬか)、麹(こうじ)、赤唐辛子(とうがらし)で漬け込んだ保存食です。春に漬け込み、夏の高温多湿な気候で発酵させてつくられます。その結果、塩味と特有の旨味が調和しています...»

かもり(冬瓜)

石川県小松市の伝統の幸福野菜

“かもり”とは丸いリンゴ型の“瓜(うり)”で、50センチほどにもある大きな野菜で、冬瓜の一種です。皮の表面に白い粉を吹いたような模様があることから「粉をふく」→「こうふく」と、幸福の野菜ともいわれている。食べ方は、冬瓜(とうがん)と同様にスープや煮込み料理に使われることが多く、やわらかな上品な味わいが楽しめるという。 冬瓜は東南アジアが原産で、10キロを超える大きなものもあります。いくつかの種類があり、「琉球冬瓜」、「大丸冬瓜」、「小冬瓜」などがあります。名前から冬の野菜かと思いがちですが、実は夏が旬です。7月から9月に収穫されますが、冬まで保存可能であるため、「冬瓜」と呼ばれています。 ...»

源助大根

やわらかく煮崩れしにくい、天下逸品と賞される大根

源助大根は、加賀野菜の一種で、ずんぐりとした円筒形が特徴です。肉質が柔らかく、肌がきれいであり、大根らしい歯ざわりも楽しめます。柔らかいのに煮崩れしにくいため、煮物に最適です。ふろふき大根やおでん、ニシンとともに糀で漬けた大根寿しなどにしても美味しいです。 この大根の名前は、地域に大根栽培を根付かせた農民の名前に由来します。以前は「天下一品の味」と関西市場で評価され、石川県の特産物として確固たる地位を築きましたが、栽培の難しさから希少な大根となっています。 旬: 10月〜2月...»

金時草

北陸の自然の恵み。美しい赤紫色をした野菜

金時草(キンジソウ)という名の由来は、葉の裏面が「金時豆」に似た赤紫色であることから「金時草」となり、これをキンジソウと呼ぶようになったそう。現在、金沢市花園地区の山間部や白山市鳥越地区中心に生産される。ビタミンA、鉄分、カルシウムなどを豊富に含み血圧を抑制する効果があるとも言われている。おひたし、和え物、酢の物、天ぷら、いためものなどのほか、しぼり汁を使ったシャーベットも必見。そのあざやかな色合いは、目でも楽しめる。 旬     6月 7月 8月 9月 10月 11月 加賀野菜「金時草(きんじそう)」は、太くて分枝した茎と紫褐色の色合いが特徴です。葉は長楕円形で尖っており、表面は緑色で裏...»

小松産トマト

小松市の気候が生んだおいしいトマト

石川県小松市はトマト栽培が盛んで市の特産品にも指定されている。これは小松市の寒暖差のある気候が、甘くおいしいトマトを作るために適しているからだという。近年では、トマトを使った加工品作りにも力を入れており、“トマトカレー”、“トマトパスタ”、“フルーツトマトケチャップ”、“トマトジャム”など、様々な商品を生み出している。食卓にあがる機会の多いトマトだが、現地で食べるとれたてのトマトは、また格別の味。一度は食べていただきたい。 旬     5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月  小松市は、昭和30年代から続くトマトの名産地で、約50のトマト農家が関わり、年間約1500トンものト...»

ルビーロマン(ぶどう)

巨峰の2倍の重さ!甘くてジューシーな高級ぶどう

誕生のきっかけは、ぶどう農家の「赤くて大粒のぶどうが欲しい」との願いから。黒色の大粒ぶどう“藤稔”の種から、石川県の研究センターが14年の歳月をかけて完成させたブランドぶどうだ。“ルビーロマン”という名前は、県民からの公募639通の中から決定した。“ルビーロマン”の1粒の重さが巨峰の約2倍で、果皮はルビーのように赤く、甘みが強くジューシー、簡単に皮がむけて食べやすいのが特徴。1房何十万円で競り落とされたこともある、高級ぶどうでもある。 旬 7月~9月 このぶどうの品種は、石川県農林総合研究センターで14年間の歳月をかけて育てられました。鮮やかな赤色と、巨峰の約2倍もある粒の大きさが特徴です...»

赤ずいき

煮物や酢の物で活躍する名副菜

“ずいき”は“さといも”や“はすいも”の葉柄で、葉と実をつないでいる箇所だ。食べ方は“ふき”と同様で、皮をむいたあとに茹でて、煮物や酢の物などにされることが多い。シャキシャキとした歯応えが心地よく、さっぱりとした味わいは煮物のアクセントに適している。鉄分やカルシウムが豊富なだけでなく、食物繊維もたっぷりと入っているので、昔は産後の女性に食べさせる習慣もあったようだ。 旬     6月 7月 8月 9月 サトイモの葉柄をずいきと言います。特にその中でも赤い葉柄を持つものを、「赤ずいき」と呼びます。太くて大きなこの赤い葉柄は、「唐芋(エビ芋)」や「八つ頭」とも呼ばれ、皮を剥いでゆでて、「酢の物...»

加賀梅酒 萬歳樂

旨味抜群!高品種梅を使った石川県が誇る梅酒

江戸享保の時代から続く、歴史ある石川県の酒蔵「小堀酒造店」が作り出した高品質の梅を使った梅酒。その味わいは非常にバランスがよく、豊かな風味を持ち、各メディアで高い評価を受けており、国際線のファーストクラスでも提供されているという。使用される北陸の青梅は、紅映(べにさし)と呼ばれる、アミノ酸含有量が多く、旨みとまろやかさが秀でているという特徴を持つ高級品種だが、栽培の難しさから収穫高が少ない希少品。その貴重な梅をふんだんに使って作り出した北陸仕込みの梅酒をぜひご賞味あれ。 「萬歳楽 加賀梅酒」は、希少な高級梅「紅映梅」を使用し、白山の水と組み合わせて丁寧に作られた梅酒です。この梅酒は、梅とお酒...»

白山わくわくビール

地元産の麦だけで作った本当の手作りビールをめざす

白山の麓で育まれた地元の川北産二条大麦と、副原料のコシヒカリだけで生産した地元密着の地ビール。低農薬の安心できる原料で作られたビールは抗酸化作用が高く、美容や健康にいいとされるビタミンやミネラルをたっぷり含んでいるという。ビールの種類は、麦芽100%で濃厚だけど飲みやすい「ゴールドエール」、コシヒカリを贅沢に使った「コシヒカリエール」、濃色焙煎額が豊かな風味の個性派黒ビール系の「アンバーエール」など。川北町ならではの味わいを楽しんで欲しい。 石川県産の安心で安全な大麦と、日本酒の仕込みにも使用される高品質な白山伏流水を使用して、手づくりのオリジナルビール。心地よいホップの苦味とさわやかな飲み...»

もものばくだん

艶やかで桃の果肉がグッとくるスイーツ

白桃に甘さ控えめなクリームが入ってます。熟れた桃の中にカスタードと生クリームをブレンドした特製のクリームをたっぷり詰め込んだ夏限定の一品。クッキー生地が固めで、ももとのハーモニーはバツグン!加賀温泉郷の「パティスリー ケルン」で販売。 旬     8月 9月  Patisserie Keln ( パティスリー ケルン ) 色とりどりの旬のフルーツを使ったフレッシュケーキ、香ばしいナッツやバターの香り豊かな焼き菓子・パンを販売してます。...»

加賀パフェ

地産地消5層パフェ

「加賀パフェ」は、加賀市のおもてなし喫茶メニュー(3時のおやつ)として生まれた、地元産の素材を使用した5層のパフェです。このパフェには、加賀九谷野菜をトッピングしたり、ブロッコリーアイスや味平かぼちゃアイス、温泉卵、ポン菓子、野菜スポンジケーキ、はちみつ生クリーム、色鮮やかなゼリー、そして名物菓子「吸坂飴」などが使われており、各店ごとにこだわりのオリジナルパフェが提供されています。また、献上加賀棒茶もセットになっており、地元の作家が特別に制作した山中漆器(半月型お盆)と九谷焼(パフェグラス皿・ソースカップ)も使用されています。 ...»

あんころ餅(圓八)

天狗の羽うちわと、本物の竹の皮で包まれた味わい深い一品

創業1737年、石川県白山市にある株式会社圓八が製造販売する名物和菓子が、あんころ餅である。竹の皮で包まれたなんとも素朴なあんころ餅は、霊峰白山の伏流水、白山ろく鳥越産のもち米、厳選された十勝産の小豆と砂糖だけで作られている。本物の竹の皮で作られた包みを開けると、「四角いあんころ」が姿をあらわすが、これはそもそも丸い九つのあんころ餅を、竹の皮で包み、竹の紐でしばることで、丸いあんころ餅が四角くひとつにまとまってしまうためである。創業以来280年以上変わらない「懐かしい味」。 圓八の歴史は古く、創業は元文2年(1737年) 北海道産の小豆、白山ろくで栽培されたもち米と砂糖だけで作られている「...»

大聖寺どら焼

地元で170年間親しまれている老舗和菓子店の味

大聖寺は、加賀百万石の城下町として栄えてきた歴史のある街。この街で170年の間、地元の人々に親しまれてきたのが、老舗和菓子店「梅田菓子舗」の”大聖寺どら焼”。地元産の卵とハチミツを使い、ひとつひとつ手焼きで作られるため、ふっくらと厚みがあり、風味も豊か。サイズが直径13センチと大きめなので、食べ応えも十分だ。大粒のあずきとざらめで丁寧に作ったつぶあんは、ツヤがあり、旨みのある甘さが弾けるように広がる。老舗が守り続ける伝統の味をぜひ楽しんで欲しい。 梅田菓子舗 城下町の面影を残す大聖寺で天保年間から続く老舗の餅菓子店「梅田菓子舗」。 商店街の中にあるこの店の餅菓子は、お茶請けに、日々のおや...»

娘娘万頭

黒糖と地産味噌のほのかな香り

黒糖と地元産味噌の微かな香りが程よく調和し、口当たりも滑らかで甘さは控えめ。地域ならではの風味豊かな万頭です。 「娘娘(にゃあにゃあ)万頭」という名前は、加賀地方の言葉に基づいて名付けられました。「にゃあにゃあ」は加賀の言葉で「娘さん」を指します。 山中石川屋 創業明治38年。石川県加賀市山中温泉の和菓子店。...»

月よみ山路(銘菓)

優しい甘さがおいしい栗蒸し羊羹

和菓子好きなら知っているだろう石川県の銘菓。ほどよい甘みがちょうど良く、葛を加えて蒸しあげた餡です。保存料を使っていないのがうれしい。竹の葉に包んであるので微かな竹の香りが漂い、和菓子ならではの上品な香りが心地よい和のスイーツです。程よい甘さが口いっぱいに広がり、もちもちとした独特の食感にどっぷりハマって、やみつきになる逸品です。栗むし羊羹と比咩くるみの2種類。 栗むし羊羹 餡の中には栗がぎっしり詰まっていて、どこを切っても栗が顔を出す栗をたっぷり詰め込んだ羊羹。 比咩くるみ 加賀一の宮 白山比咩神社への奉納菓子。名物の栗とはまた一味違う、味噌とくるみの芳ばしい一品。 御菓子司 松葉...»

焼きいなり(加賀 守岡屋)

パリッとした揚げと香ばしい風味が食欲をそそる

今までの”いなり寿司”の概念を覆す新しい食感と風味が売りの”焼きいなり”。揚げを甘い煮汁で煮込むのではなく、こんがり焼き上げているので、いなり寿司なのにサックリと香ばしい食感。揚げの内側が粗いものを使うことで、寿司飯に馴染みやすくなり、一体感のあるまろやかな味わいが楽しめる。ダシには、金沢・大野のしょうゆをベースに、みりん、カツオなどをあわせたオリジナルのものを使用。1枚ずつ丁寧に手焼きされるため、適度についた焦げ目が、おいしさのポイントになっている。 焼きいなり 驚くほど分厚くて大きい油揚げ。その油揚げに国産素材を使った寿司飯を詰めた「焼きいなり」は、こんがりパリッとした皮の食感と大豆の...»

どら十万石(銘菓)

加賀十万石の由緒正しい「梅鉢紋」があしらわれた上品な一品

パッケージにあしらわれた「梅鉢紋」の家紋は、徳川家康の孫娘の三男であり、加賀大聖寺の初代藩主である前田利治のもの。由緒正しい家紋が描かれた半透明のパッケージからは高級感が漂い、うっすらとのぞく黄金色のどら焼を引き立てている。生地は、石川県産のもち粉を混ぜ込み、職人が昔ながらの製法でひとつひとつ丁寧に焼き上げる。ふっくらとした皮と、餡には、滋味豊かな北海道産大納言小豆を、純度の高い氷砂糖で炊き上げることですっきりとした上品な甘さ。なめらかな歯ざわりのあんは、味に深みがあり、おみやげだけでなく、贈答品にもふさわしい味わいとなっている。 げんば堂 創業 明治24年、加賀市の老舗菓子店。...»

どらやき(菓子司よこや)

もっちりした皮に優しい甘さの小豆餡を挟んだ半月型の餅どら焼き

地元の人からも親しまれている「御菓子司 横谷」謹製の正統派和菓子。加賀市産のさくら卵を使用し、加賀のハチミツを練りこんだ、ふんわりとしながらも、しっとりとした食感に焼き上げたどら焼きの皮で、北海道産のあずきを使って丁寧に仕上げた上品な甘さを持つあんを包んで半月型にした和菓子。皮に混ぜたハチミツを焼くことで香ばしくなり、焼き色と共に五感を刺激して食欲をそそる。濃く淹れた緑茶はもちろんコーヒーや紅茶などにもよく合う。 菓子司よこや 創業昭和七年、手作りを心がける和菓子屋。...»

加賀味噌

長期間じっくり熟成。加賀百万石の時代から伝わる伝統食

徳川の時代に、加賀藩藩主であった前田利家が「治にいても乱を忘れず、準備おさおさ怠りなく」と、有事の際の貯蔵食品として味噌を盛んに造っていたのが”加賀味噌”の起源といわれている。軍需品として統制され、長期保存が利くことを重視してつくられたため、長期間じっくりと熟成させ塩分を高めに仕上げた辛口の味噌となっている。米麹を多く使うためコクがあり、味が濃厚なのが特徴だ。元来は赤味噌だが、現在の加賀味噌は、現代人の舌にあわせて塩分が低めの淡色の味噌が多く出回っている。 ...»

那谷寺

自然と歴史に包まれた、心と体を癒す霊場

那谷寺は、石川県小松市にある白山信仰の霊場として古くから栄えてきた寺院です。717年に泰澄大師によって開創され、山王修験宗の総本山として栄えました。 雄大な自然に囲まれた境内には、国の重要文化財に指定された「本堂」、「三重塔」、「護摩堂」、「鐘楼」、「書院」、「庫裡」をはじめ、「奇岩遊仙境」と呼ばれる景勝地など、見どころ満載です。江戸時代に再建された重要文化財の建造物は、どれも重厚な造りで、当時の様子を今に伝えています。「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で1つ星に認定されるなど、国内外から注目を集めています。 四季折々の美しい景色を楽しみながら散策することができます。春は桜や新緑、夏...»

白峰温泉 総湯

絹肌の湯で心も体もリフレッシュ

白山のお膝元、歴史ある白峰地区の中心地にある「白峰温泉総湯」は、地元木材をふんだんに使用した風情ある温泉施設です。 全国でも希少な「純重曹泉」 白峰温泉総湯の自慢は、全国でも珍しい「純重曹泉」の泉質です。とろみのあるお湯は肌あたりが優しく、湯上がりはまるで絹のようなすべすべ肌に。別名「美人を生む湯」と呼ばれるのも納得です。 趣の異なる2つの浴場 大浴場は週替わりで男女入れ替えとなり、趣の異なる2つの浴場を楽しめます。広々とした内湯からは、四季折々の山々の景色を眺めることができます。露天風呂は岩風呂と檜風呂があり、こちらも週替わりで楽しめます。大自然に囲まれた露天風呂で、日頃の疲れを癒し...»

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