自然と歴史を楽しめる能登半島
石川県北部に位置する能登半島は、日本海に突き出した独特な地形と、美しい自然、伝統文化、漁村の暮らしが色濃く残る地域です。以下では、能登半島の代表的な観光地をエリアごとにご紹介いたします。
---能登半島北部(奥能登エリア)
輪島朝市(わじまあさいち)
日本三大朝市の一つとして知られ、約1,000年の歴史を誇る輪島の朝市。地元産の新鮮な魚介類や、手作りの漆器・工芸品などが並び、活気ある雰囲気を楽しめます。
白米千枚田(しろよねせんまいだ)
海沿いの急斜面に広がる小さな棚田が印象的な景観を作るスポット。世界農業遺産にも登録されており、特に夕方には絶景が広がります。
秋から冬にかけてはイルミネーション「あぜのきらめき」も開催され、幻想的な風景が楽しめます。
禄剛崎灯台(ろっこうさきとうだい)
能登半島の最北端に位置する灯台で、「日本列島のへそ」とも称されます。日本海と外浦の壮大な景色が広がり、日の出と日の入りが両方見える珍しい場所でもあります。
---能登半島中央部(中能登エリア)
能登島(のとじま)
七尾湾に浮かぶ風光明媚な島で、野生のイルカと出会えるスポットとしても人気です。
のとじま水族館ではジンベエザメやイルカショーが楽しめ、家族連れにもおすすめです。
和倉温泉(わくらおんせん)
七尾湾に面した静かな温泉街で、開湯1200年の歴史を誇ります。海に面した露天風呂が魅力で、「加賀屋」などの高級旅館もあり、おもてなしの文化が息づいています。
七尾城跡(ななおじょうあと)
日本五大山城の一つに数えられ、春の桜や秋の紅葉も美しい歴史的スポット。山上からは七尾湾を一望できます。
---能登半島南部(内浦・外浦エリア)
千里浜なぎさドライブウェイ
日本で唯一、砂浜を車で走れるドライブウェイ。8kmに渡る海岸線を、車やバイク、自転車でも走行可能。爽快なドライブが楽しめます。
巌門(がんもん)
外浦の海蝕洞窟で、巨大な岩に穿たれた自然のトンネルが圧巻。遊覧船も運航しており、海上からの眺めも迫力満点です。
能登金剛(のとこんごう)
巌門を含む景勝地一帯の名称で、奇岩・断崖・入り江が織りなす雄大な風景が広がります。夕日の名所としても人気です。
---文化体験・ユニークなスポット
輪島塗体験工房
伝統工芸「輪島塗」の塗りや蒔絵体験ができる工房が多数。旅の記念に、自分だけの漆器を作ってみるのもおすすめです。
間垣の里(まがきのさと)
冬の強風から家を守るための「間垣」という竹の垣根が見られる地域。能登ならではの風土に根ざした暮らしの知恵が垣間見られます。